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ABSINTHE|アブサン派文学

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頽廃、豪奢、洗練、玲瓏——アブサン派文学蒐集室。
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2021年3月の記事一覧

Du Vert au Violet|架空のアブサン酒〜Paper Sachetシリーズ《モダンラベル》

TextKIRI to RIBBON  「架空のアブサン酒」とは、リキュールに様々な薬草が調合されているように、「文学・アート・モードを調合したコンセプト作品」のこと。アブサンの頽廃世界を様々な手法で表現してゆきます。  本記事でご紹介するのは、の「モダンラベル」バージョン3種。  先にご紹介した、画家・金田アツ子さまのロマンティックかつ硬派な植物画を配した同シリーズ(下写真)2種と共に、テイストの違いを楽しみながら、ご覧頂けましたら幸いです。  オリジナルのペーパー

Du Vert au Violet|架空のアブサン酒〜Paper Sachetシリーズ《植物画ラベル》

TextKIRI to RIBBON  「架空のアブサン酒」とは、リキュールに様々な薬草が調合されているように、「文学・アート・モードを調合したコンセプト作品」のこと。本イベントでは昨日までにと《小壜シリーズ》をご紹介してきました。 上写真架空のアブサン酒 上写真架空のアブサン酒 *  本日ご紹介するのは、画家・金田アツ子さまの香り高い植物画がラベルとカードに配された《架空のアブサン酒〜Paper Sachetシリーズ》全2種。オリジナルのペーパーサシェにポプリが封

Du Vert au Violet|架空のアブサン酒〜限定版シリーズ《青色と緑色》

TextKIRI to RIBBON  画家・永井健一さまの絵画作品が封入された「架空のアブサン酒」限定版シリーズでは、ルネ・ヴィヴィアンとヴァージニア・ウルフ、ふたつの題材を扱っています。  今回ご紹介するのは、ヴァージニア・ウルフの珍かな散文を題材にした全4種。ウルフ没後80年、そして《青色と緑色》発表からちょうど100年目にあたる2021年——本作にてオマージュを捧げたいと思います。  五感を巧みに刺激する散文を清流のように写した維月 楓さまの翻訳と共にどうぞゆっく

CONCIERGE|アブサン宣言

TextMistress Noohl  アブサン色の風と共に、モーヴ街に春がやってきました。  アブサンの頽廃と清冽に敬愛を込めて、ここにを高らかに掲げたいと思います。詩に託した「アブサンの文法」をぜひご高覧下さい。  《アブサン宣言》はまず、前半の二節をモーヴ街図書館の司書・嶋田青磁さまが綴り、そののち後半の二節をもうひとりの司書・維月 楓さまが手掛け、完成しました。  二人の詩人が書簡のように交わした《アブサン宣言》を合図に、モーヴ街にアブサンの文法で調合されたリキュ

ヴァージニア・ウルフ|青色と緑色

TextKaede Itsuki Blue and Green|Virginia Woolf 青色と緑色|ヴァージニア・ウルフ| GREEN The pointed fingers of glass hang downwards. The light slides down the glass, and drops a pool of green. All day long the ten fingers of the lustre drop green upon

ルネ・ヴィヴィアン|死の虹

TextSeiji Shimada 底本|Renée Vivien, Du Vert au Violet (Paris : Alphonse Lemerre, 1903) * 上写真|佐分利史子カリグラフィ作品 * 上写真Du Vert au Violet
「架空のアブサン酒〜限定版シリーズ」より「緑色」 * 上写真Du Vert au Violet
「架空のアブサン酒〜限定版シリーズ」より「橙色」 * 上写真Du Vert au Violet
「架空のアブ