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【言葉の定義にこだわる】


自分が、その言葉をどういう意味で使っているのか、を明確にすることで思考の本質がみえるのでメモ。

ふわっとした言葉は
ふわっとした結論しか出てこない。

明確な言葉を使うことで
明確な結論がでてくる。

「みんなにすごいと思われたい」
これは、私が思っていたことです。
ふわっとした言葉ですね。

ずっと自分の中にあった感覚で、自分は承認欲求が強い人間なのだと思っていました。

だから、「自分で自分を承認するワーク」に励んだりしていました。自分の承認欲求を満たすためです。


でも言葉に注意を払うようになって、自分の思考をできるだけ明確にしてみたら、承認欲求の問題ではなさそうだな、と気づいたのです。


「みんなにすごいと思われたい」
この言葉ってふわっとしていますね。

”みんな”って誰?
”すごい”ってどういう風に?
”思われたい”とは具体的にどういう状況?


こういうふわふわした言葉の定義をひとつずつ自分に問いかけたら、私なりの定義がありました。

”みんな”
=家族や友人、元同僚

”すごい”
=ほかの人には真似できないことをしている

”思われる”
=すごいねって言葉で言われること

つまり、私が漠然と思っていた「みんなにすごいと思われたい」という気持ちは、少し明確度を上げると

「家族や友人・元同僚に、"ほかの人には真似できないことをしている"と思われて、口頭で"すごい!"って言われたい」 

という気持ちだったんです(笑)


これを可視化できたとき、「いや無理でしょ(笑)」って思った。承認欲求とかの話ではないと、冷静に気づいた。

特にここの部分のおかしさに気づきました↓
ほかの人には真似できないことをしている、と思われて、口頭ですごい!って言われたい

これって私のコントロールできる範疇ではない。誰かに〇〇と思わせて●●と言わせるって…
催眠術じゃあるまいし。


この思考は承認欲求が強いからでてきたわけではなく、人の発言や思考をコントロールできるという前提に立っていたことが問題だと気づいた。


「こんな思考を持っていても意味ない、手放そう!(笑)」って思えた。

「みんなにすごいって思われたい」というふわっとした言葉のまま思考を進めていたら、これまでと同じように「承認欲求が原因だ」と結論付けたかもしれない。

私ってなんでこんな承認欲求強いんだろう・・・
自分で自分を承認してあげたい…><
などなど、解決法探しに迷走していたかもしれない。

自分の言葉を明確に明確にして見える化したら、あっさりその思考を手放せた。


安定した仕事がいい
お金持ちになりたい
はやく結婚したい
優しくてかっこいい旦那さんがほしい
あの本楽しかった

ひとつひとつの感情や思考を、できるだけ言語化して、自分の定義を確認することで思考の輪郭が見えてくる。

それに対処する行動も、明確なものになってくるはず。


とにかく自分の思考を明確に明確にしていきたい。油断すると曖昧なまま考え続けて、堂々めぐりみたいな思考になるから。

定義を明確に✨



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