FACTFULNESSを読んで
きっかけが
いわゆる私にとってこれは流行っている本という位置付けで借りました。というかうちの大学に置いてあるとは思っていなかったので、誰か申請してくれたのかな?どんな人かな?と思いながら借りました。
副題的ポジションに「10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」とかいてあって。
世界を~とか大きな規模で書いてあると、世界の事に興味はあるけど、どうしても私には範囲が広く他人事に感じてしまうし、読んですごい~っていう感想を持ったとしても、この本を読んだ影響でこうしようと思いました的なことは起きないかな、、、と構えていました。
よんでみたら
けど実際そんなことはなくて、知識とか教養としてもそうだけど、人と関わったり、社会に出て仕事するってなった時もそうだけれど、今アルバイトを通じて社会に触れている身としても、改めないといけない箇所があるなと痛感するばかりでした。これを書きながらも思うけれど、購入するか迷ってきたな、、、。忘れたくないから大枠はここでメモしてみようと思います。
超ざっくりいくと
1つ1つの章ごとにつらつら書きたいくらいの気持ちがあるから、もう購入したほうがいい気がしてきた。流し読みしていい場所は流す派なのですが、頷きながら読み砕きたい本でした。章ごとのタイトルが以下の①から⑩になるのだけれども、それぞれ世界っていう大きなデータでもみれるし、身近な経験にも当てはめられたのが自分的によかった。ある意味悪いのかもだけど、、、。
①分断本能「世界は分断されている」という思い込み
②ネガティブ本能「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
③直線本能「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み
④恐怖本能 危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み
⑤過大視本能「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み
⑥パターン化本能「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込み
⑦宿命本能「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
⑧単純化本能「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
⑨犯人捜し本能「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み
⑩焦り本能「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
私はどうしよっか
具体例は世界の出来事、大きなデータを基に話されているけれど、それは結局は身近な小さなデータの積み重ねと、私たちひとり1人の思い込みとか本能の塊で。こんなひといるよね~って他人事にはならなくて、私もこうするなって反省したり振り返ったりすることの多い本でした。
国がとか地域・宗教・年齢・技術・性別とかなんか色々分類する方法はあるかもしれないけど、事実に基づいて、そのデータを脚色なしに見ることの重要さを知ることができました。
ファクトフルネスの大まかなルールが締めにあって。
❶大半の人がどこにいるか探そう
❷悪いニュースの方が広まりやすいと覚えておこう
❸直線もいつかは曲がることを覚えておこう
❹リスクを計算しよう
❺数字を比較しよう
❻分類を疑おう
❼ゆっくりとした変化でも変化していることを心に留めよう
❽ひとつの知識がすべてに応用できないことを覚えておこう
❾誰かを責めても問題は解決しないと肝に銘じよう
❿小さな一歩を重ねよう
特に❽と❿は大切にしないとなって。専門色を濃くしていくことも、知識を深める意味では大切なことだけど、一つの枠とか視点とか、私のちっぽけな経験則から判断せずに判断できるようにしていきたいと強く感じたし、永遠に勉強を続けなければならない、知識のアップデートをし続けなければならないと感じました。
焦って変な判断をしないようにするためには、小さな一歩を積み重ねていることが重要であるってしっかり感じたし、でもこれは普段さぼっている人には通じないことだという事も察したので(笑)
読んだことを忘れずに、思い返しながら、生活しようね。
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