なぜ昨年のまとめを(ry
各アニメの短文感想です。おすすめ作品はタイトル末尾に☆を付けています。
原作は途中まで既読なんですが、原作よりもシリアスの扱いが微妙だったような…。
3話で小学生アイドルのみりあにケチをつけてくるモブ視聴者の存在を出しながら、4話のTV番組で桃華ちゃまに嫌味なキャラ付けを要求するってどうなの…炎上するだろこれは…と、各話によってリアリティーラインがブレッブレなので少しシリアスに話が振られるとむしろ白ける、みたいなアニメでした。最終話とかそんなアホなねじ込みするくらいなら普通にライブしてほしかった……。
千絵ちゃん回が一番良かったかな。作画は終始大変良かったと思います。
原作途中まで既読(残りは積み)ですが、こんなに出来のいいアニメになるとは思わなかったしこんなに人気になるとは思わなかった……。YOASOBIすごい。
平山寛菜キャラデザの作品が好きなので見ているだけで眼福だし、各話の演出も完璧でした。2期も楽しみです。
そういえば雨隠ギドのBLってこんな感じだったな…と言うことを思い出す甘々いちゃいちゃラブコメディ。しおりさんみたいな好奇心旺盛ではきはきした美人の隣には、一郎のような少し情けなさがあるけれど優しくて決めるところはばっちり決める系男子が最適ですよね、わかります。
甘々いちゃいちゃラブコメとして求めるものを完備した佳作だと思います。
見ている最中は面白かったけれど終わって振り返るとちょっとどうかなあ、とアニメ。
後半の結構な部分を占めていたスペーシアンとアーシアンの対立とスレッタ-ミオリネ-プロスペラ(ならびにプロスペラの目的)が大して関係がなかったこと、プロスペラの本懐がスペーシアンとアーシアンの対立に比べてスケールが小さく、かつ否定もしづらい内容だったので終盤で話が矮小化してしまった印象でした。
正直グエルを擦る暇があったらスペーシアンとアーシアンの対立にスレッタを絡ませるべきだったのでは…(中盤~終盤までスレッタが空気になってしまった)
身もふたもないことを言ってしまうと18禁ギャルゲーの泣きシナリオにありそうだな……と思った作品。aikoのOPも合っていたと思います。
そういうものと割り切ってみると、中身と伊咲の空気感が心地よくて頬がにやけるアニメでした。ラストの告白シーンは凄く素敵でした。
遊郭編でも思ったんですけど、原作は自分のペースで読めるから気にならなかった長文煽り・レスバ台詞が、アニメで声優さんの口から忠実に再現されると正直白けるんですよね……。そこ短くしてもっとテンポよく進めてほしいです。
基本的にアニメの画面を見なくても会話を聞いてれば話の内容はおろか状況も逐一わかってしまうつくりなので、この豪華作画を生かす形にもなってないよなあ、と思いながら見てました。
⑦地獄楽
地獄=異世界の雰囲気あるデザインは好きですが、バトルアクションアニメなのでもう少し作画が良かったらなあ、という印象でした。思いっきり途中で2期に続くとなったのですが、MAPPAの作画体力が少し心配です。
めちゃめちゃよかった……。人の心の柔らかい場所を、説教臭くなく描いた青春ライフで、見ていて「ああそういうことあるよね~~」「こういう青春いいな~~」と思うこと頻りでした。
ミカちゃんや梨々華など、明るい青春ものとしては嫌味なキャラクターの扱いが絶妙なバランスで、特に最終回の〆はすごくいいところに落としたなあと感心しました。
P.A WORKSに2期やる印象はないですが、この作品は2期やってほしいな~と思っています。
一球入魂でかっとばすゴルフという競技と、今だと古く感じるようなベタさを力技で押し通す熱いストーリーが上手くかみ合った佳作。ノリに慣れてしまったこともあり剛腕でかっ飛ばしていった1期の方が好きでしたが、終わり方は晴れやかでよかったです。
1年に1作程度は「アニメとしてのクオリティは低いけど原作がめちゃめちゃ面白いからアニメも面白い」という作品があるのですが、この作品がまさにそれでした。半グレ組織相手に情人離れした賢さと度胸を持つ夫婦が渡り合う先の読めないサスペンスで最後まで気が抜けず楽しかったです。趣味が推理小説執筆なだけでそんなに窮地を切り抜けられるか、とか度胸がありすぎる専業主婦とかツッコミどころもまた楽しい。
原作もかなり気になるのですが、もうだいぶ単行本が出てるんですよね……。
以上。