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ディズニーアニメを語る 全3回/1

皆さんはディズニーアニメは好きですか?私は好きです。

公開されるとほとんど必ず行ってます。とか言って最新作のアナ雪2はまだ観に行けてないですけど。それ以外にも見たいのに見れていない作品が大杉廉太郎。

ところでディズニーアニメといえば、プリンセスですよね。白雪姫に始まり、ラプンツェルやアナ、エルサなど、昔に比べて「強くて頑張り屋さんな女の子」が描かれてるような気がします。

でもディズニーアニメって、プリンセスだけじゃありません!本日から3回に渡り、私が好きなディズニーアニメベスト3を勝手にご紹介します。同士がいたらコメントなどいただけるとありがたいです。


3位/バグズ・ライフ

いきなりどマイナーです(多分)。ツムツムキャラにもなってないんじゃなかろうか。ツムツムしばらく前に辞めたから分からないけれど。

凶悪なバッタたちに国を支配されて、定期的に貢物をするためにえいさほいさと働くアリたち。一つのミスから働きアリたちがせっかく集めた貢物を台無しにしてしまった主人公のフリックが、バッタたちを追い返して国を取り戻す為に勇者を探す大冒険へ出かけます。

そこで勘違いから勇者と間違って昆虫のポンコツサーカス団を国に連れ帰ってしまう、というお話。

女王アリや長老様からも勇者様として歓迎されたサーカス団は、フリックを裏に連れ込んで「僕たちは勇者なんかじゃないぞ!」と告白します。

一旦は離れ離れになってしまうフリック達ですが、望み通りの勇者様に頼らずに、自分達でバッタたちを追い返そう!と一致団結します。完全に巻き込まれたサーカス団も協力してくれます。好き。

いよいよバッタたちとの決戦が始まって、バッタの元締め・ホッパーにフリックが言うセリフがかっこいいんです!

「僕たちアリは一人一人の力は弱いけど、みんなで力を合わせれば、とてつもなく大きな力になるんだ!」

(細かいニュアンスは違うかもしれないけど、大まかに言えばそんなようなことを言ってたはず)

バッタたちは団結しているようにみえて、実は超個人主義。みんながみんな誰かの命令なんて聞きたくないし、仲間に「助けて!」と呼ばれても助けません。こっちはこっちで忙しいし、みたいな。

働きアリたちの「協力」という姿勢はバッタたちが逆立ちしても得られないもの。対決の末、バッタ軍勢は負けて追い出されます。

アリたち大喜び。サーカス団とフリックは、国の本当の勇者になって、アリと昆虫たちはいつまでも平和に暮らしましたとさ。

というのが大体の流れなんすけど、これを見た齢7歳とかの私、感動して泣きました。

アリたちの世界は社会の縮図

世の中を良くする、何かを成し遂げるって事は、自分一人じゃ出来ない。誰かの力を借りて、協力し合わなきゃ出来ない事なんだ、と知りました。

だって「一人一人の力は弱い」なんて、まんま私たちの事なんですよね?

世界にも日本にも、バッタたちはいっぱいいます。作中のバッタよりずるがしこい奴だって、中にはいるでしょう。

こんなイソップ物語みたいな話が、当時の私には、どんなニュース映像よりも身を持った体験として刻まれました。

アリたちがいっぱいいる世の中だからこそ、みんなで協力しなきゃいい国には出来ないのです。



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