むみ

(@Mutsumi50846173)

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  • 森林メモ

    ほぼ思考整理のために書いてます。

最近の記事

キャッシュレス決済

変わりゆくマネーの姿①タッチ決済 ②コード決済(クレジットカード決済、即時口座引落、チャージ型決済) 新しいキャッシュレス決済(ex.LINEpay)は電子マネー(ex.suica)と何が違う? 【本人確認をして口座と紐づけられているかが違う】 ①決済機能が高度化!:現金化可能/送金可能 ②店頭での財サービスの購入、ECでの利用や金融サービス ③決済データの取得、マーケティング活用 ①②はマネーネス拡大(現金、預金に近づいている。) キャッシュレス決済サービスの仕組み

    • ブラジル政府と日本政府

      ブラジル大統領が天皇の「即位の礼」に参列するために来日していた(21日〜24日)。 この来日を機にボルソナロ大統領と安倍政権、企業家たちとど「外交」をしたのだろうか。  現在、ブラジル政府は特にEU諸国からアマゾン破壊について強い批判を受け、EU諸国の中にはこれまで合意に達していたEUとブラジルを含む南米南部共同市場(メルコスル)との自由貿易協定に調印することを拒否するとする国が出て、またアマゾン基金への援助金支出も止めているのが現状である。  それでは日本の安倍首相はど

      • ソマミチ、トークイベント

        ソマミチのトークイベント「松本で生きる。松本をつくる。~山と暮らす、その誇り」に参加してきた。 山と暮らすことは「豊か」になることにつながるなぁと思った。 自然と触れ合ってワクワクしたり、切り株で一息ついたり、木の家に住まうことでモチベーションが上がったり…! 山の恵みが水のようにじわじわと広がり、十人十色の「豊か」を芽吹かせる手助けをしているように感じた。 木材(特にカラマツ)としての恵みに着目すると、美しい木目と肌触りの温かい心地良さ、経年変化していく楽しみを与えて

        • 違法伐採

          木のスプーンや家具など、木製品はプラスチック製品と同じくらいポピュラーで、デザイン性と機能性を兼ね備えた商品が身近になってきている。 そのように市場が拡大すると、消費者は自然となるべく安く買おうとし、生産者はニーズに応えるため原価を押さえる。 木材を安く仕入れるために、違法な伐採が増えており、特に東南アジア・ロシア・アフリカ・ブラジルで多いといわれている。 違法伐採は、森林破壊や森林成長が遅くなる、生態系を変えてしまうなどの問題がある。 しかし、消費者が木製品の木が適切に伐

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          17本

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          道徳から倫理へ

          テストに小谷敏の「怠ける権利! 過労死寸前の日本社会を救う10章」の一部が出た。 本文では、若者の勤労者を顧みない「消費者ファースト」の意識が強く、いざ自分が勤労者側になったときに雇用主らの要求に応えるしかないことが過労死につながる一因としていた。 「対価を払っているから好きな事をしていい」という消費者ファーストは、消費によって 周りの人や環境に与える影響を考えることを放棄しているのではないか。 自分が過労死しないためにも、またそんな風潮を作らないためにも、消費に責任と心

          道徳から倫理へ

          輸出入

          *林野庁は、バイオマス燃料にする国産材の利用目標量を引き上げている。 ある林業を営む方のお話によると、地元でも大きなバイオマスを活用した発電施設ができたそうだ。その発電所に燃料となるペレットを売れば補助金もおり、高く買い取ってもらえるため、建材になる木まで粉々に砕かれているそうだ。メリットもある一方で木がもったいないという声もあった。 木を使う必要がある日本の政策としては納得できるが、建材利用可能な木を需要のある海外に輸出し、逆にヤシガラなどを輸入して燃料にすれば良いので

          輸出入

          ムヒカ大統領

          ムヒカ大統領は元ウルグアイの大統領で「世界で最も貧しい大統領」として知られている。 私は、ムヒカ大統領が2012年ブラジル・リオデジャネイロで開催された地球サミットで行ったスピーチに考えされられた。 「人類がこの消費社会にコントロールされているのです。…「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。」 というムヒカ大統領の言葉がとても印象に残った。 夏休み中、自然と関わりのある仕事をしている人達に取材してきた。 その経験とこのスピーチを聞いた事で環境問題の根本的な問題

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          共通点

          先日、山葡萄籠工房の船生社長にお話をお聞きした際、新しい気づきがあった。 葡萄籠は安くて2万、高い物は20万円を超す高価な商品にもかかわらず、なぜ製造が間に合わないほど人気であり続けるのだろうか。 船生さんは、営業先を入念に調べ上げ、ニーズに沿った企画書を作って自ら全国各地に営業をしに行くそうだ。 私はそれを聞いた時に、高齢者の葉っぱビジネスで有名な「いろどり」の映画を思い出した。 (「いろどり」は徳島県上勝町という過疎化と高齢化が進む町で、料亭などで使われるつまもの(葉

          共通点

          森と人をつなげる

          私にとって、森林は子供の頃からの遊び場で身近な存在だった。フィリピンに植林に行った事をきっかけに11団体、200人以上の人と関わって森林への考えと思いを深めてきた。私は、テストの成績や狭い人間関係など自分の周りの利害に囚われがちだったけれど100年後を見据えている人の考えに刺激を受けた。 ●「先祖代々の土地やからな、私にもすることがあるんですよ」(吉野の杣人) ●「時代を支えてきたのは天皇や将軍じゃなくて民です。」(共存の森ネットワーク澁澤代表) ●「百年後の誰かと林業

          森と人をつなげる

          植物の皮で糸を作る

          糸は手仕事で紡げるが、分業という点では江戸時代に始まり、効率化のために明治時代には工業化していた。今は綿や化学繊維の服が工場で量産できるようになった。 しかし新潟県村上市では、今でも手仕事でシナノキやオオバボダイジュなどの皮から取れる靭皮繊維で糸を作り、布状に織り上げてバッグや帽子など多くの日用品に加工している人たちがいる。そのような伝統には昔の人たちが生きて来た知恵がつまっており、エコロジカルデザインの鑑ではないか。 手仕事で糸を紡いで商品を作るのには時間がかかり、大量生

          植物の皮で糸を作る

          国産の木材を使うメリット

          私は、国産の木材を使うと以下のメリットがあると考える。 1、地球温暖化防止  木材の輸送時に排出されるCO2が少ない 2、安全・快適な家作り  国産材は、長期間湿気にさらされて船で運ばれてくる外材より、防腐剤や防黴剤が使われていないものが多いため、シックハウス症候群やアレルギーになりにくい。  地元の風土に合い、湿気による影響を受けにくい。 3、地域活性化  安定した木材需要の増加により、林業が活性化し森林も育まれる。  地元材の使用が環境に良い事が認知されると、工芸家

          国産の木材を使うメリット

          鈴木寛教授

          鈴木寛教授 元文部科学副大臣で、東京大学と慶応義塾大学の教授。 専門は、情報社会学・公共政策学。24年も続く「すずかんゼミ」を主宰している。 オープンキャンパスの「SFC白熱教室 〜本当の正義の味方は誰だ?〜」では、自分が見えている世界はとても狭く、実社会において正解を出すのは難しく、正解さえどこかで犠牲を生む可能性があることが分かった。それは、鈴木教授が柔らかい表現で思考を導くように話して下さったから得たことであり、正解・不正解で分けられない解を出す思考訓練の大切さを感じ

          鈴木寛教授

          畑 (買わないことで広がるもの)

          自分に出来るエシカル消費を考えているうちに、自分で作れるものはお店で買わない暮らしをしたくなった。そこで、学校の友達と先生を巻き込んで、学校の敷地を畑に開墾した。 必要な物は買ってくるのが当たり前だったが、周りは自然にあふれているのだから腐葉土や支柱になる枝は林から得られることに気づいた。 昔はこのように里山が生活の一部だったのだなと感じた。 畑を開墾しながら地域の人に挨拶しているうちに、野菜の育て方を教えてくれたり、苗をくれたり、貰い物の牛糞・鶏糞を分けてくれる地域の人た

          畑 (買わないことで広がるもの)

          エシカル消費2

          買い物は選挙と同じだ。商品の選択は、それを作った会社の理念を指示する事になる。 だから私は、曲げわっぱのお弁当箱を使っている。これは両親から貰ったものだが、漆塗りの木曽檜で作られており、日本の伝統を日常に取り入れ、長く使って欲しいという思いを感じている。 本当に必要な物を、商品背景を考えて見合った対価で購入し、使い続けることがエシカル消費になると考える。

          エシカル消費2

          ソマミチ

          敬愛する柳沢林業の女社長、原さんのご好意でソマミチの会議を傍聴させて頂いた。 ソマミチは、地元信州の木を使う社会を実現するために集まったプロジェクトチーム。 今の日本では、戦後植えた木が材として収穫できる時期になっているが、需要が少なく放置されているため、自然災害による被害が大きくなったり、動物被害が起きたりする。 だから、木材を使うことが山を守る事につながるが、長野県では地元のカラマツやアカマツなどの木材が十分に使われていないそうだ。 どうしたら地元の気候に合ったカラマツを

          ソマミチ

          ソーシャルビジネス

          ソーシャルビジネスとは、環境・貧困など社会的課題の解決を図るための取り組みを展開する事だ。 利益を求める事と社会問題を解決する事が分断されない社会を作る取り組みが進められている。私は高校2年生のときに、キャノンのCSR部で活躍している高校の卒業生聞いたお話から、CSRの存在や取り組みを知った。(その後、政経の授業でも習った) 社会問題解決そのものが利益になればいいのではないか。放置林問題と経済格差を埋め、解決するために、木の皮の糸を使ったエシカル商品を開発するプロジェクト

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