SWY vol.3 20200113

今日は陸上研修2日目。
朝から外国参加青年と一緒にスタートするのは初めてでした。

午前のセッションは「Introduction to SWY」という名前のいくつかのアクティビティをしました。
↓もしかしたら順不同かも。↓

①ある色で何かしらの形が書いてある紙(私は青の丸だった)を自分には見えないように持ち、一言も話さず同じ色形の人を探し、集まるアクティビティ。
→言葉なしでも、「伝えたい」というパッションがあれば何とかなる。
→自分の周りしか見えておらず、3種類ぐらいに分かれているんだろうなと思っていたら実際は10種類ぐらいに分かれていた(1人だけの色形もあった)。これは社会の縮図ともいえるんじゃないかなと思ったし、自分が見えている世界がいかに狭いかを既に思い知らされた。


1.「わたしは〇〇なのに△△です(例:私は日本人なのに寿司が嫌いです)」
2.「あなたが変わりたくないと思うこと/守りたいことは何ですか?」
という質問について1対1でディスカッション。私はメキシコ人と一緒にやりました。

1つ目は「私は女子だけどメイクが好きじゃない」「日本人だけどアニメが好きではない」などを発表しました。相手のメキシコ人は「メキシコ人だけどテキーラが好きじゃない」と言っていたのが1番印象的でした。
以前にメキシコについてお話を聞いたことがあり、「メキシコに行ったとき朝の7時からテキーラ飲もうよって現地の人に誘われた」と言われていたので完全に固定概念に縛られていたことに気づかされました。
他にも「ブラジル人だけどサンバの踊り方知らない」など驚かされることがたくさんありました。

2つ目は自分が変えたくないこと、譲れないものについて考えました。私がこの研修中、手放したくないと思ったものは下の4つです。

①自己肯定感
日本代表青年として選んでいただいたからには、自覚を持って胸を張って生きていきたいです(願望)。

②正しい文法
会話の中ではどうしても時間勝負な面があり、なかなかライティングなどの時のように正しい英文法を思い出す時間がなく適当になってしまいがちなので、英語で話した後は「あの表現を正しい文法を使うとどう言い換えられるのか」をできるだけ振り返るようにします。

③挑戦し続けること
今日は特に外国参加青年と「話さなければなさない」場面が多く、やりきれない思いや悔しい思いをたくさん経験できました。苦い思いをしないと成長できないと確信したので、明日からも懲りずに頑張ります。

④十分な睡眠
ついつい作業などが終わらず遅くまで起きてしまうことがあるかもしれませんが、次の日のプログラムに響くため寝れるときにちゃんと寝る、いや普段から規則正しい生活を心がけます。

ランチを挟み、午後からはリーダーシップセミナー&ディスカッションスキルセミナーとして外部講師の方のセッションでした。はじめにご自身の生い立ちや現在取り組んでおられる「プラスチックごみ削減に向けて」といったレクチャーを聞いたあと、「2030年はどのような社会になっていくか」について数人でディスカッションしました。(どんなところに住む?何を食べる?どんな仕事をする?等)国によって交通機関が違ったり食生活が違ったりするため考え方も多種多様で、様々な意見を聞くことができて面白かったです。

そのあとはリーダーシップについてお話を聞きました。その際に「あなたの尊敬するリーダーは?」「それはなぜ?どんな資質を持っている?」という内容でイギリス人とディスカッションし、そろそろ心が折れそうになりました。
私は、自身が前に出ていくリーダーというよりはリーダーシップ論をしっかり持っているイチローを選び、イギリス人にマリナーズについてレクチャーしました(笑)。たしかにイギリスの野球とか聞いたことないかも。
相手のイギリス人は自身の国のナショナルリーダー(イギリス派遣団団長)を挙げ、いつも「なぜそう思ったの?「なぜやりたいの?」と問いかけてくれるところが良いと話してくれました。私もそんな人がいつも近くにいて欲しい(笑)。

そのあと自分が思う、自分のリーダーシップについて8個書き出しシェアしました。そのときほぼ話が分かっておらず意味不明なことを言っていたなと今になって気づいた次第です。

イギリス🇬🇧はネイティブのため、話が聞き取れるか自分が発信できるかとてもとても不安でした。そんな気持ちも言ってみたら、「私も他の言語を使うプログラムに参加するとき緊張するし恥ずかしい思いもするから大丈夫だよ」と言って励ましてくれました。嘘でもめちゃくちゃ救われました。言葉1つで人間って救えます。本当に。

外部講師の方のセッションが全て終わると、昨日もやったレターグループ(ホームグループ)でのミーティングでした。2月の帰国後に東京観光の時間があるため行きたいところをブレストし、予定を考えました。
ハラールやベジタリアンなど宗教などの関係で食事に制限がある参加青年もいるため、食事をするところに気をつけなければいけないことも分かりました。都内にはそういった食事の制限に考慮した飲食店がありますが、地方には全くありません(私がみたことないだけなのかもしれないけど)。これも、外国人観光客が東京や京都、大阪などある程度観光地として整備されているところに集まる理由の1つなのかな、と改めて思いました。「アニメが好きだからelectric city(秋葉原)に行きたい」「ポケモンが大好きだからポケモンセンターに行きたい」など私よりも海外青年の方が東京について知っているかも、と一瞬思ってしまうこともありました(笑)。

今日のプログラムはこのミーティングで全て終わり、ゆっくり夜ご飯を食べたあと船の上で行われるナショナルプレゼンテーションという各国の魅力を紹介するショーの練習(リハーサルのリハーサル)をしました。船の上で約240人みんなが同じ場所で、日本の文化に浸る時間を共有することが今からとても楽しみです!

それでは、おやすみなさい!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?