負け続けてきた人生

人生をやり直すことに決めた

負けと聞くと誰かや何かと勝負する
そんなイメージだけど

私の負けは
自分自身を否定すること

五人家族の末っ子
いつも甘やかされて生きてきた

エネルギー爆弾の母の後ろを
金魚のフンのように追いかけていた幼い私

30歳を過ぎて思うことは
母のようにエネルギー爆弾になりたくて
後を追っていたんだと

そして、その頃から
自分らしくではなく
母のように生きたい

いつしか気がつくと
母のように生きないといけない
が染み付いていた

母のように愛情深くないといけない
母のように人情深い人でないといけない
母のように常に明るくないといけない
母のように人から愛される好かれる人でないといけない

自分らしさからだいぶ遠くかけ離れて生きてきた

私はホントはそんな人間じゃない
ひとりが好きだし
誰かの為になんて動ける人間じゃない
時々サイコパスなところある人間で

自分のダメなところが
目については劣等感

理想を想い求めては
自己嫌悪

皮肉にも母から言われる言葉

自分らしく
あなたはあなたらしく生きなさい

あなたにしか出来ないことがある

この言葉が私の人生を
縛りつけてた自縛していた

生きもがいてた

自分の軸もない人生
自分ひとりで何もできない
自分の意見もないない
自分の考えも
自分の才能にも気づけない

真似して生きてきた結果
劣等感と自己嫌悪だらけの人生

そろそろ嫌気がさしてきたので

人生をやり直すことに決めた







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