見出し画像

パパの元へ出発

昨年9月の出産で、パパの出張先へは4月にいくはずでした。
船便で引っ越しの荷物を送り、乗る飛行機まで手配済み❗️
その矢先のまさかの例のロックダウンでした。

いつ行けるかも全く分からない状態で、先に着いてしまっていた荷物以外は戻してもらい、(幸いまだ日本を出ていなかった)そのまま我が家に居続ける事になりました。

先月条件付で先方の入国が許され
再度大使館に行ったり
予防注射に行ったり
PCR検査を受けたり

荷物も送った❗️
下の子供が風邪気味なのが不安だけど、熱は無い❗️
PCR.陰性❗️

ところが、ここにきての第3波🌊
連日500人を越えての陽性者数に、もしまたロックダウンになったら目も当てられない。

出発当日まで確信は持てない状態でした。

そして、やっと当日を迎える事が出来ました。
が、簡単に行かせてはくれませんでした。
フライトは11時。

向こうに着いたらホテルで2週間の隔離となる為、
飽きさせないように用意した、食べ物やオモチャ、衣類等3人分トランク2個、他手荷物計6個
ベビーカーを車に積み、
見送りについてくると言って前泊した下の娘と、
チビちゃん2名、私と長女、計5名、荷物を車に積み、出発時間の3時間半前に家を出ました。

少し位渋滞があったとしても2時間あれば大丈夫。
手続きを9時半位にすれば、少し余裕でお別れ出来る。
ところが

家を出て15分後、
後1キロ位で首都高の入り口なんですが、全く動かなくなってしまいました。
ノロノロならまだしも、全く動かない‼️

刻々と時間が過ぎ、やっと首都高の入り口までたどり着くと、入るまでに長蛇の列。

「ここに入ってまた渋滞だったら絶対アウトよ」
「やめよう❗️」
「ナビは❓️」
「○○までは断続的に渋滞だけど、その後は大丈夫みたい」
「さっきも赤くなかったけど、渋滞だったじゃない‼️ 」
「朝だから、刻々と変わるんじゃない⁉️」
「この飛行機に乗れなかったらヤバい」
「ほとんどが欠航だからね」
「わかった‼️今○○だから、最寄りの駅調べて」
「○○駅が一番近いよ」
「その駅は各駅停車だから○○駅の方が良い」
「よしそっちにする、そこから空港までの所要時間は❓️」
「1時間だから、ギリギリ間に合う」
「あんなに荷物持てない‼️」
「持てない、じゃない❗️持つの」

「神だ!まさかの駅前に駐車場がある」
「高いだろうね。」
「そんな事言ってる場合じゃない❗️」
「私は○○君抱っこして、お姉ちゃんをベビーカーに乗せて荷物一つね。」
「じゃあトランクは私たちで持って、他一つでいける」

こうして、駅に着いた私たちは大量の荷物と子供と共に朝の電車に乗り込んだのでした。
幸いもう9時になっていたので、車内も空いていてあまりご迷惑をお掛けするほどではありませんでした。
それでも、ベビーカーのタイヤが電車とホームの隙間に入ってしまったり、慌てて荷物が飛んだりするのですが、その度に近くの方が手を差し伸べて下さいました。
(本当に助かりました。有り難うございました。)
旦那の方のご両親が先に空港に着いていたので、事情を話しておいてもらい、本当にギリギリ間に合ったのでした。
(空港の方はわざわざモノレールの改札まで来て待っていて下さいました。)

名残惜しむ暇もなく、娘たちは機上の人となりました。

見送った後、改めて空港内をみると、
掲示板はほとんど欠航を知らせるもの
空港は新しくてきれいなのに、全く人がいない
お店は休業ではなく、閉店。

一息つこうと、コーヒーを買ったら400円もして、「空港って高いね。」と下の娘に言ったら
「そんな事言ったらいけない❗️皆大変なんだから、還元しないといけないでしょ」

「そうでした、その意見が正しいです。」

ちょっと話題から離れますが、今回思ったのは大きな駅のエレベーターの数と、そのエレベーターがどこにあるか分かりにくい事が判明しました。
あれはないでしょ❗️
車椅子やベビーカーの人は日頃こんなに苦労しているんだとよ~く分かりました。

「エレベーターはどこですか?」
「西口まで行かないと」
思わず「チッ」と心の中で大きく舌打ちしてしまっていました。
あれは顔に出ていたかも。
(駅員さんが悪いんじゃないのに、本当にごめんなさい)
と、スリリングでしたがやっとパパの元へ出発したのでした。
家に帰ったら・・・・

ゲッ、すごーく寂しい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?