『心の成人』とは
天理教の教祖、おやさまは私たち子どもが可愛い故に成人を急き込まれて、定命を二十五年縮めて現身をおかくしになられました。
そして教祖は、現身をかくされた後も存命でお働きくだされ、お導きくだされています。
その親心にお応えできるように、私たちが心の成人に努めて、少しでも成人した姿をご覧頂くことが教祖の年祭を勤める意義である。
『心の成人』ということは、常日頃から私たちの心に置いておかなければならないことですが、仕事があり忙しく過ごす毎日の中では、忘れるということはなくても、後回しになっているかもしれません。
では、『心の成人』とは、何なのか?
具体的に言うと、どういうことなのか?
※神一条とは
人間思案を捨てて、神様を信じ、もたれきる心とその行い
私たちの成人への足取りは、教祖のひながたに自分を照らし合わせ、自らを反省しては心を入れ替えつつ、思召にふさわしい陽気ぐらしに向かって、模索し、苦心を重ね、身に行う中に進んでいく。
教祖のひながた
教祖は貧に落ちきるところから始められました。ただ貧乏になりなさいと教えられているのでは、ありません。
どんなつらい困難な状況にある中にも、必ず親神様のご守護がある。そして、誰の心の中にも多かれ少なかれあるだろう物事への執着やわだまりを取り除くと、そこには、普段は見逃している親神様のご守護の数々が見えてきて、知らず知らずのうちに心は晴れて明るくなり、喜びが浮かび上がってくる。
ひながたを知識に留おかず、どんな日にも、ひながたにこもる教祖の親心に満ちたお導きを信じ、教祖にもたれて教えを身に行って心を治め、日々を勇んで通ることが大切です。
そのようにして送る日々の積み重ねが、苦難の中からも芽を出すお導きを頂けることにつながります。
一手一つの和
はい、ここ『元の理』元初まりの話とかぶるので大事なところ
(テストに出るところ みたいな感じで注目~)
一手一つの和を教祖の教えに求めると
ここに、一手一つの和が、いかに大切かということを教えていただいています。
一手一つの和は、親神様の思召を心から信じ、私たち一人ひとりが、めいめいのつとめを懸命につとめることによって現れてくる親神様のご守護です。
心の成人
私たちは、目の前のことに心をとらわれ、喜んだり悲しんだり悩んだり、右往左往してしまいます。しかし、親神様は、子ども可愛い、たすけたい一条の親心で、先の先までお見通しの上で、一番いい道を通らせようと思召されています。
成ってくる姿はすべて人々を成人へとお導き下さる親神様のお計らいである。
「ふしから芽が出るご守護が頂けるような努力をするということは、まさに、ひながたの道をたどらせて頂くことになると申しても過言ではない」
前真柱様のお話のなかのお言葉
『教祖五十年の道すがら』
その道すがらは、筆舌に尽くしがたい苦難困難の連続でしたが、それは後に続く私たちに、ふしを乗り越える心の持ち方、通り方の手本を御自らお通りくださって、お残しくだされたのです。どんな苦しいこと、つらいことがあっても、親神様は人間の親ですから、子どもを苦しめよう、困らせようと思われるはずはありません。ですから成ってくることから何を教えてくださっているのか、深い親心を思案し、そのお心に沿わせていただくことによって、ふしを乗り越えることができ、一歩成人させていただけるのです。いんねん納消の道を通られせくださり、その先には喜びをお見せくださるということを、教祖はひながたを通してお仕込みくださいました。
においがけ・おたすけ
その実行によって、親神様のご守護、教祖のお導きを感じさせていただけます。
その感動を、我が子や孫、身近な人に共に感じることができるように心がけることが大切です。
そのことを多くの人に伝えていかないと教えは広まっていきません。
いつまでたっても陽気ぐらし世界は実現されません。
この尊い親の教えを、まだ知らない多くの人に、自信と誇りを持って伝え広めることができるよう、自ら教えを求め正しく学んで、素直に実行することが大切です。
さあ、まずはあなたから
身近な方に、この教えを伝えていってください。
※天理教婦人会 第百五回総会 真柱様メッセージ 婦人会長様 あいさつ より
所々抜粋しながらのまとめ
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