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こかんさまを想う

16歳から39歳までの女性の皆さんへ
(我が娘へ)

こかん様は天理教教祖、中山みき様の末女
1837年 天保8年 陰暦 12月15日に誕生され
1875年 明治8年 陰暦 8月28日に39歳で亡くなられている。

こかん様の39年は細道、崖道、いばらぐろう

やまさかや  おうた 第1番

こかん様のご一生は、御苦労に始まり、御苦労に終わられている。

母(教祖おやさま)が月日のやしろとなられた(神様が教祖のお身体に入り込まれたということ)時、こかん様は二歳であられた。

こかん様、17歳の時に、父善兵衛様が亡くなられ、その時に教祖、神に言われるままに素直に浪速の街に『南無天理王命なむてんりおうのみこと』の神名を流しに行かれた。

これが今の天理教のにおいがけ(お道のにおい、神様を信仰する喜び心のにおいを人々にかけに行くこと)の第一歩である。

お道の女子青年とは
教祖の教えを信じ、教祖から教えて頂いた通りの暮らし方をしようとする若い女性
その目的は、陽気ぐらしである

陽気ぐらし世界での女性の役割は『元初まりの話』から思案できる。
女性は温かさの御守護を頂いている。
つなぎの御守護を頂いている。
苗代の理
温かさ→皮つなぎ・万つなぎ→苗代の理

大切なことは
温かい人になること
人と人をつなぐ人になること
物を生み出す台になる人になること
どんな物も受け入れて噛みこなし、物事を産み育てる人になる

温かみを作り出すための心掛けは?

私たちの身体が温かいのは血液が流れているからで、その元は食べ物である。

世の中に温かさを作るには
・自分が温かい気持ちでいる
・ゆったりした気分でいる
・喜び勇んでいる

腹立ちは温かさを失う。
だから悲しい思いも喜びに変える努力をしよう。すべてを喜びに置き換える。喜びを人に伝える。
人から人へとつなぐ=周囲が陽気になる

温かさを伝えようとするなら

言葉でつなぐ
こかん様の御霊は、くにさづちのみことさま
皮つなぎ 
世の中の人間相互のつなぎ、相互の和
人と人との関係が穏やかに運ぶように心をつなぐ

一人だけの陽気づくめでなく、側の人も共に陽気づくめ=陽気ぐらし

お互いに言葉を持って道の教えの喜びをつないでいくと自らの中に温かさが生まれる。人の和ができてくる。

「女というものは世の中に温かさを与え、人と人との和をつなぎ、どんな汚れたことも、みんな呑み込んで、それを台にして物を生み出し育てる役目をもつ」
※ふかふかの土のようなイメージ

16歳から25歳の若い時期は、自分を静かに反省する時期。
今の毎日の自分の生活が教祖の教えに当てはまっているのか?
考えてみよう!!

しかし、この若い時期は人から干渉されたくない時期でもある。
でも今のこの若い時期こそ将来を養う大切な時期なのである。

・今、与えて頂いている生活、与えて頂いている立場、境遇の中で、どうすれば陽気づくめに暮らしていくことができるのか?
ということを考えてみよう!!

今の自分の心が暗くいずんでいたら、それはできない。今の自分の心を明るく治め開いていこう。

女子青年の三つのかどめ

「教会へ参拝しましょう」
「ひのきしんをしましょう」
「においがけをしましょう」
※ひのきしんとは、日々の寄進
何ごとも神様に生かされて生きているという感謝と喜びの心を神様に捧げる行いのこと

ひのきしんをして得る喜び
お話を聞いて実生活に反映させよう
すると成人させて頂ける。

人の悩みは自分の悩みとして一緒に考え、共に解決する道を思案しよう。

天理教の教えは決して、人や自分を傷つける教えではない。

日頃から喜びを持って暮らそう。

努力とは、目的を果たすために全力を費やし、怠けることなく事を進めること。

「教会へ参拝する」
神様に日々の御礼を申し上げる
忘れやすい神様の御恩に触れる
すると成人を早めて頂ける。

「ひのきしん・においがけをする」
ひのきしん・においがけ・おたすけで、自分の信念を一人でも多くの人たちに伝える。
人と人との和をつなぎ、温かい雰囲気を周りに醸し出す努力をする。

それが

陽気ぐらしの世界建設となり、私たちの日々のつとめである。

温かさをしっかりと心に持って、広い世界の隅々に、教祖の尊い教えを伝えていく


親の思いに添う努力

教祖のひながたを辿るということは、どんな困難に出会っても、ふしを与えられる親のお心を悟り、日々に神様の御恩を感謝して、明るい心でふしを通り抜け、人を救けることに徹し切ること

貧に落ち切るとは

物への執着を取り去るの心の明るさが産まれる。陽気ぐらしの道が開ける。
難儀な者の心掛け分かる。それが人を救ける者の姿勢。

本当の素直とは?

清々しい従順さと強い信念と粘り強い実行力が必要である。
素直になるためには、強い信念と勇気と実行力が必要である。
周囲への甘えを捨て、親孝心の道を積極的に歩もう。

こかん様のように、心から親を信じて素直に通る、実行することが親孝心の道へつながる。

母屋とりこぼちの時のこかん様

いそいそと明るく酒肴をふるまわれていた。
ひながたの一つである。
親の言っていることが、わかってもわからなくても素直に従うことは、後々親の思いも分からせて頂ける。結果、親に喜んで頂き成人させて頂ける。

「水を飲めば水の味がする」

日常生活の心の置き方の順序を教えてくださっている。

「どれ位つまらんとても、つまらんと言うな。乞食はさゝぬ」

どんな時にも不足を言うでない。人を救けることに勤しんでおれば神様は放っておかない。神様に凭れていなさい。

こかん様のように

たとえ年は若くても、人々に温かい言葉をかけ親切を尽くすことが、人々の成人を助ける陰の大きな働きとなる。

僧侶のふし こかん様29歳

僧侶が、つとめ場所にやって来て、こかん様を見ると、側に刃を突き刺したり弁難攻撃をされたが、平然と理のお話をされ、僧侶たちは手も足も出せずに帰っていった。

”柔よく剛を制す”
お優しい、こかん様の中に静かな強い揺るぎない信念があった。 道の台である。
それは御幼少の頃のお仕込み試練があってこそである。

素直なやさしい心
たすけ一条への信念と実行

ひながたの道

どんな山坂や、いばらぐろうの道でも陽気に通り抜けられるだけの信念を持てるように育てたい

#こかん様に続く会開催のでびき
#女子青年大会真柱様お言葉


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