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『元はじまりの話』

月様・日様

月様─くにとこたちのみこと
日様─をもたりのみこと

夫婦の雛形

いざなぎのみこと─うを─ぎぎょ(人魚)─種─男
いざなみのみこと─み─白ぐつな─苗代─女

道具・魂

人間の魂─どぢよ
しゃち─男一の道具─骨─乾
かめ─女一の道具─皮─巽
うなぎ─飲み食い出入り─東
かれい─息・風─坤
くろぐつな─立毛・引き出し─西
ふぐ─切るもの・生き死─艮

六台はじまり

くにとこたちのみこと(月)
月よみのみこと(男一の道具)
いざなぎのみこと(男雛形)
をもたりのみこと(日)
くにさづちのみこと(女一の道具)
いざなみのみこと(女雛形)
※人間創造の神業に最も直接的に関わる

元の理・道具の神

くにとこたちのみこと
をもたりのみこと
二柱 元の理・実の神
あとの八柱の神は道具に授けられた神名
合わせて十柱の神
天理王命

十柱の神の守護

くにとこたちのみこと─天─月様
男の神・頭一つに尾が一筋の大龍
国床見定めた理

をもたりのみこと─天─日様
女の神・頭十二に尾が三筋
尾の先に三つ剣がある大蛇
宿し込みのあと、日々に身が重くなる故をもたり
一年十二ヶ月
一日二十四時
十二支
勢至 寛大 ぬくみ 火

くにさづちのみこと─女の神─かめ─結び
土色になるため故にくにさづち
金銭・縁談・万つなぎ

月よみのみこと─男の神─しゃち─男一の道具
宿し込みの時、突く故月よみ
万つっぱり

くもよみのみこと─女の神─うなぎ
─飲み食い出入り─水気上げ下げ

かしこねのみこと─男の神─かれい─身薄き
人間の息─風─吹き分け

たいしょく天のみこと─女の神─ふぐ
食えばあたる故、縁を切る
親と子の胎縁をを切る
出直し(死)の時この世との縁を切る
はさみ─万切る

をふとのべのみこと─男の神─くろぐつな
立毛─万物引き出し─百姓の神
親の胎内から子を引き出す世話

いざなぎのみこと
男の神─うを─ぎぎょ─人魚
人間の種─父親─正直

いざなみのみこと
女の神─み─白ぐつな
一筋の真っ直ぐなる心
人間の苗代─母親

五輪五躰

くにとこたちのみこと
をもたりのみこと
くにさづちのみこと
月よみのみこと
くもよみのみこと

身の内六台

くにとこたちのみこと
をもたりのみこと
くにさづちのみこと
月よみのみこと
くもよみのみこと
かしこねのみこと
六柱の神様
南無阿弥陀仏 自由用自在
火と水とは一の神 風より外に神はなし
息は風 風は神 あしきを吹き払う

南無阿弥陀仏

な くにとこたち
む をもたり
あ くにさづち
み 月よみ
だ くもよみ
ぶ かしこね
この六柱の神を人間
「身の内六台」

つ たいしょく天
この七柱の神を
「天神七代」

あ くにさづち
み 月よみ
だ くもよみ
ぶ かしこね
つ たいしょく天
この五柱の神を
「地神五代」

かぐらづとめ

今迄に無い事
かぐら両人
くにとこたち・をもたり
(男の神) (女の神)
つとめの手振り─元の道具の守護の通り
陽気てをどり
人衆十人 鳴物九ツ 神を勇める
人衆十九人にて、よふきづとめ
『よふきづとめでたすかると云うは人間・世界を拵えた故、元の道具の姿を寄せて、共々に勇むるによってたすかる』
人間の身の内は神のかしもの故、人間の心が勇めば神も勇んで守護する

をびや許し よろづたすけ

人間は神のかしもの
身の内は神の自由用
人間を拵えた神の証拠にて
よろづたすけの道あけ

赤衣

老母に赤衣 天照
月日天に現れて照らす 両人の眼
眼は赤く 世界は明らか
赤き衣服の中に、月日が籠り入る
何事でも見える

宿し込み 産み下ろし

屋敷の中央(人間拵え)
どちよ─人間の魂
いざなぎ いざなみ

生れ替り

八千八度
猿が一匹=くにさづち

真実の教え

嘘と思えば嘘
誠と思えば誠
神の云う事は真実と思うて願えば
話一条で皆助かる
かんろだい
人間を宿し込んだ、ぢばの証拠に元の十柱の神の謂を以って建て置くもの
心に澄まして甘露を与える 寿命薬
人間には病も薬もない
病の元は心から
人間が死ぬ─身の内から神が退く
衣服を脱ぎ捨てるも同じ事
これ生神の教え下さる事

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