見出し画像

『くにとこたちのみこと』

人間身の内の眼うるおい
水の守護

目はコミュニケーションのツール

目を見張る(素晴らしい風物を見て感性が触発された)
見るに見かね(悲惨な状況を見て思わず手を差し伸べずにおれなくなった)
目の色を変える(地峡を見渡して大運河を開通させる大志を抱いた)
「目は心の窓」意識するしないに関わらず、目そのものが知性・感情・意思を表現する。

話をする時は相手の目を見ていませんか?
目からは言葉以外の情報を知れます。

誰かに心を寄せる時、何かに興味を抱いた時、真偽を確かめたい時など人は関心を寄せる際に、その度合いに応じて相手や対象を見据えるように真っ直ぐ見ています。

脳で起きているすべてが、眼差しに表現されます。

目を見れば相手が嘘をついているかどうかすぐわかる。目には本心が現れる、相手に虚実が伝わる。
目を白黒させたり、目を丸くしたり、目つきが変わったりします。

<目が知・情・意と関わる故事のことわざ>

驚き(目が飛び出る)
怒り(目を三角にする)
羞恥心(目から火が出る)
喜(目を細める)
愛(目を注ぐ)
黙認(目をつむる・大目に見る)

神経系のお働き

「神経の身上、これはくにとこたちのみことのご守護に照らして思案させてもらうとよい」「低い心で、頭を低くして通ることが大切」
眼というものを通して、神経全般についても仰せになっている悟りではないかと思います

『基本教理を身につけよう』上田嘉太郎氏

この世と人間の体の関係

「かしもの・かりものの理」
人間の体は、親神様から言えば人間に貸しているものであり、人間の側から言えば親神様からお借りしているもの

人間というものは、身はかりもの、心一つが我がのもの。たった一つの心より、どんな理も日々出る。
(明治22年2月14日)

おさしづ

ほとんどの人が「自分のもの」と信じて疑わない自分の体が、実は神様からのかりもので、自分のものは心だけだと仰せられます。

「体は親神からのかりもの」ということと、「心一つが我がのもの」ということがセットになっていること
「体と心」をつないでいるのが「心通りの守護」ということ。

心が思った通りに体を動かすことができるのは、神経系の働き、循環系の働きをはじめとする親神様の十全のお働きがあればこそ。

たんゝとなに事にてもこのよふわ
神のからだやしやんしてみよ(三 40 135)

にんけんハみなゝ神のかしものや
なんとをもふてつこているやら(三 41)

おふでさき

「この世は神のからだ」であり、「この世のすべては親神様のものだ」ということです。

さあゝ月日がありてこの世界あり、世界ありてそれゝあり、それゝありて身の内あり、身の内ありて律あり、律ありても心定めが第一やで。(明治20年1月13日)

おさしづ

この宇宙は親神様(月日)によって造られた。それから気の遠くなるような年月を経て太陽系が誕生し、その中のまことにちっぽけな地球という惑星に人類が誕生し、次第に集団をつくり、やがて国家となった。それぞれの国では、お互いが守るべきルール(法律)をつくり、人間はその国の法律に従いながら暮らしている。

そして、宇宙全体が神の体である(神がすべてをコントロールしている)のならば、この世のごく一部である人間の体もまた、この世の運行を支配しているのと同様の理合いよって、親神が十全にご守護くださっている。
「かしもの・かりものの理」は、時空を超えた、壮大なスケールの世界観を背景に説かれている教理です。

医師と読み解く 驚き! 「かりもの」の体
より抜粋



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?