New balanceのML2002RB 『服と暮らし』No.185
スニーカーと言えば、ここ数年は〈New balance〉ばかり履くようになってしまいました。意図してそうした訳ではないのですが、単純にワクワクするスニーカーがこのところニューバランス以外に見つからないのです。アディダスやナイキにはもっと頑張って欲しいと思いながら(せっかく出た良いモデルはすぐに売り切れてしまって買えない、ということも含めて)我が家の玄関では毎年少しずつニューバランスの比率が増えています。
このスニーカー、ML2002Rは2010年にフラッグシップモデルとして発売したMR2002というモデルの復刻というかたちで昨年発売しました。当時のモデルとはソールユニットを変更して、生産国もアメリカからアジアへ移すことで価格も大きく下がったこともあってか、2021年は毎月のように限定カラーが発売。インスタグラムなんかでは見ない日がほとんどないほどの人気ぶりでした。
僕はかなりのミーハーを自認しているので見ているうちにすっかり欲しくなってしまい、色んなカラーが発売しては完売していくのを尻目にかけながら、2010年当時にも展開されていたブラックの発売が発表された時にピンときました。昨年は訳もなく洋服も靴も、ブラックな気分だったのです。
ニューバランスの良いところはオンラインストアに朝早めの時間から張りついていればたいていのモデルは買うことができるところ。いつも何時から発売とは書かれていないので(これがわざとなのかは分かりませんが)アクセスが集中する前にさっとカートに入れてしまうことができます。
ですので、ニューバランスは一度も履かずにオンラインストアで買うことが多いです。自分の普段のサイズを選べばとりあえず今のところ合わなかったことはないので、それもニューバランスの良いところなのかもしれません。ちなみに僕の靴のサイズは27.0cm(US9)です。これはどうでもいい情報ですが。
カラーリングはブラックという名前なんですが、見ての通り真っ黒ではありません。むしろチャコールグレーがメインに、メッシュ部分だけブラックのような色味になっています。ソールもホワイトなので履いてみると思った以上に印象として軽く、結果として全身黒のコーディネートを涼しく見せてくれます。少しスポーティな面構えも夏にぴったりな黒スニーカーでした。
そうそう、履き心地も本当に良いんです。公式ページの説明文にある説明は毎度よくわからないけれど、これまでいくつかニューバランスのスニーカーを履いてきましたが、個人的にML2002Rの履き心地が一番合っている気がします。これは単に足のかたちの相性が良いだけなのかもしれませんが、ぜひこのnoteをご覧になった皆さんにも履いていただきたいと思います。そして、僕が夏のブラックコーディネートをこれからも楽しめるように、この品番がなくなってしまわないことを切に願っています。
New balance / ML2002R B ¥17,600-
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次号のNo.186は4月1日(金)に更新予定です。
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