服と暮らし表紙

南極観測隊の装備にも採用されている国産ダウンメーカー、AURALEEのポリエステルスウェット、日本初のファッションアイウェアブランド、カウボーイトラウザー、オーバーサイズのバスクシャツ、AKARI...2019.9.20(56)

『服と暮らし』は月額課金制のオンライン雑誌です。配信は毎週金曜日。日々お店に足を運んだり、ウェブを使って情報収集する中で見つけた「暮らしにまつわる良いもの」を紹介しています。

僕にとっての「良いもの」とは、「これまで100年生き残ったもの」と「これから100年生き残るであろうもの」のこと。

できるだけフラットにそう思えるもの、人々に受け入れられつつあるものを意識的に選んでいます。

また、『服と暮らし』ですので、洋服の他も暮らしにまつわる物事を掲載することがあります。

東京で、日本で。今どんなブランドが生まれつつあって、注目を浴びつつあるのか。どんなファッションがトレンドになっているのか。

あらゆる場所に散らばったそれらの情報が定期的に更新される、そんな雑誌をウェブで読みたくて自分で始めることにしました。

定期購読だと月額300円ですが、一記事を150円で読むこともできます。

過去に掲載したアイテムはすでに売り切れている可能性がありますので、アーカイブ記事のご購入はできるだけお控えください。

それでは、ここからは今週の『服と暮らし』です。

この記事が皆さんのよりよい暮らしの参考になれば幸いに思います。


今週のトピック


BRUTUS WELL-MADE 定番の一歩先行くマスターピース

毎年3月15日と9月15日に発売する「BRUTUS」のファッション特集号が発売中。今回のテーマは”WELL-MADE 定番の一歩先行くマスターピース”。これからの定番を探るこの企画は『服と暮らし』を読んでくださっている皆さんにとっても、きっと発見があると思います。




デムナ・ヴァザリアが設立した「ヴェトモン」を去る

〈VETEMENTS(ヴェトモン)〉のデザイナーであるDemna Gvasalia(デムナ・ヴァザリア) が自身が5年前に設立したブランドを去り、「新たな冒険を始める」という速報が9月16日にアップされました。

結果的にストリートブームの終わりを象徴するようなニュースになるであろうこの決断とともに、デムナ・ヴァザリアの次の活動が楽しみになります。

当時のファッションに飽き飽きしていたから『ヴェトモン』を立ち上げた。ブランドの誕生以降、ファッションの世界は変わり、新たな扉が開いたと思う。当初の目標は達成した。ブランドを支える組織も磐石となり、次のチャプターに進む時が来たんだ

きっとこのコメントができるのは、世界でもデムナ・ヴァザリア一人だろう。世界の景色を変えることのできた稀有なデザイナーだと、僕も思います。



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