出産エピソード!(mt)

※できるだけありのまま書いてますので、
妊婦さんなど不安になりそうな方は、
ご注意ください!
出産は人それぞれだと思いますので、
一つのエピソードとして見ていただければ幸いです。


出産予定日はたまたま妊婦検診の日で、
いつもの通り朝一病院に行っていました。
子宮口が3〜4センチくらい開いてたようで
「今日から明日にかけて本陣痛来るかもね!」
と先生から言われていました。
実際、その時は何も感じておらず、
本当に陣痛来るの?と疑っていました😂

夜まで全く何もなく、
いつも通り夕食を済ませて、
テレビを見ながらくつろいでいると、
21時頃からお腹が張ってきましたが、
ここ数日続いている前駆陣痛かなあと
軽く考えながら、陣痛カウントアプリで
いつも通りチェックしていました。
(ただ予定日だしちょっとそわそわ💦)
いつもは途中で終わるお腹の張りが
やはり全く終わらず…

ここからは時系列で書いていきます。

〈22:00頃〉
お腹の張りが10分間隔に
なっていることに気付く。

〈23:40〉
痛みは少しずつ重くなっていき、
これは本陣痛やわ!と思って病院に電話。
病院近いし5分間隔になったらまた連絡ください。
それまで家で待機してくださいね。
みたいなことを言われた。

この時のメモが残っていたのでそのまま使うと、
「お腹壊した時の痛みみたいなのが10分間隔でくる…これが5分になったら連絡って結構きつい😱」

〈24:00頃〉
一応ベッドで横になってみるものの、
お腹の痛みが気になって眠れず、
座っていた方が耐えられそうだったので、
ダイニングテーブルの椅子で待機。

〈2:00頃〉
陣痛が5〜7分刻みになり、
お腹も痛くて2:30に病院に電話。
あと1時間様子見ましょう。
目つぶるだけでも休めますよ。
と言われ、
え!まだこの痛みに家で耐えなきゃいかんの?
痛くて横にもなれないし、酷やわ😭
と思っていた。

〈3:30頃〉
定期的にくる痛みが怖い、
早く病院に行って
看護師さんたちがいる安心できる環境に
身を置きたいと思って電話するも、
もう少し待ちの状態は続く。

〈5:00過ぎ〉
待機と言われていたが、
もう痛みに耐えられない!と限界がきてしまい、
病院に電話して行くことに。

タクシーの中でも陣痛は続くので、
10〜15分の距離だったが、
めちゃくちゃ長く感じた。

〈6:00過ぎ〉
陣痛室で一人ひたすら痛みに耐える…
看護師さんや助産師さんは見にきてくれるけど、
忙しいので出たり入ったり…
一人にしないでー😭と心の中で叫ぶ。

診察してもらうと、子宮口8センチ開いてる!!
このまま順調に進めば生まれますよ!
と言われて、
やっと赤ちゃんに会えるのか…✨と思いつつ
いつまでこの痛みに耐えればいいのか、
終わりが見えないことに不安。

〈7:30〉
旦那さんが入院手続きをしてくれて、
一旦帰宅することに。
奥さんからの連絡を待っといてくださいと
言われたとのこと。
コロナ禍なので、立ち合い出産はできず、
メッセージでの現状報告が続く。
旦那さんはそわそわし過ぎて、
紛らわすために歩いて家まで帰ったそうな。

〈8:00過ぎ〉
朝食を出されたものの、あまり食べられず💦
相変わらず定期的な痛みが
強さを増してきているので、
いきみ逃しに必死。
ここでもベッドに横になれず、
座って耐えていた。
(私の場合はその方がまだ楽だった)
ちなみにテニスボールは
私には全く効かず、めちゃくちゃ痛かった😢
子宮口が全開になってから生まれるまで
2時間くらいかかると言われ、
そんなにかかるんかと落ち込む。

〈9:30頃〉
子宮口の開きが進んでいないため、
促進剤を使うことになる。
めちゃくちゃ痛くて意識飛びそうな中、
先生から説明されるが、全く頭に入ってこず。
赤ちゃんが無事に生まれるなら
何でもしてくださいと言った気がする。

痛過ぎて心折れそうと旦那さんに
メッセージを送っていた。
いきみ逃しを必死にしている中、
何でみんな(先輩ママたち)めっちゃ痛いよって
もっと言ってくれんかったん!!😭
と陣痛をなめていた自分に落ち込む。
(おそらく言っててくれたんやと思うが、
 私がなめすぎていた)
お昼前後には生まれるかなと言われ、
まだそんなにかかるんかとショックを受ける。

〈10時頃〉
旦那さんにメッセージも送れなくなる。
スマホも見る余裕なし。
促進剤打ったらすぐ生まれるのかなと
勝手に思っていたが、そんなことはなく、
助産師さん、看護師さんが
少しずつ薬を足していき、進めるようです。


〜〜〜〜〜〜〜〜
ここからメモもメッセージも残っていないので
時間感覚がありません。🙇‍♀️
〜〜〜〜〜〜〜〜

ひたすら激痛に耐え、
いきみ逃しをし続ける時間が流れる。
時々助産師さんとか先生とかが
子宮口の確認をしてくれるが、
痛過ぎて意識朦朧。覚えていない。
診察しながら、陣痛来た時教えてくださいと
言われた記憶はある。



子宮口が全開になったのか、
分娩室まで移動することになった。
行く前にお手洗い済ませておきましょう!
と言われ、
え、この痛さで歩いてお手洗い?無理やろ…
と思いつつも耐えて耐えてお手洗いへ。
動けなくなるかと思った。

やっと分娩台到着。
以前Twitterで、立ち合いできないから
分娩台でビデオ通話してたというのを見たので
自分もそれしようと思っていたが、
そんなこと普通に無理だった。
スマホとか扱う余裕はない。


助産師さんや看護師さんがいそいそと
準備しており、部屋を出たり入ったり。
ひとりにしないで😭😭と思いつつ、
声出す余裕もない。


ちょっと時間が経って、
やっと先生や助産師さんがスタンバイした。
そんな記憶も朧げですが、
今までいきみ逃しをしていたところに
いきんでいいですよ!と言われたのを覚えてる。
手すりみたいなところを持って
陣痛に合わせて力を入れる。
はい!いきんで!!
目は開けて!!
一旦力抜こう!!
などなど、いろいろと声をかけてもらった気がする。
この間に会陰が裂けたのか、切られたのかは、
全くわからなかった。
それよりも陣痛の方が痛くて、
そんなの気にしてられなかったから💦
こんなかんじだけど、いきみ始めてからは
そんなに時間がかからなかったと思います。
頭見えてるよ〜と言われてすぐに娘誕生!
14:05でした。

出産直後は号泣というより放心状態…
でも横で処置されている娘を涙目で見ながら、
かわいいなあ…赤ちゃんいる!会えた!!
と安堵していたと思います。
娘を見ながら、自分も処置されていて、
縫われたりされてましたが(おそらく麻酔されて)
陣痛に比べたら痛みは全く気にならず、
もうどうにでもしてくれ…という状態でした。
ずっと娘を見ていたと思います。
カンガルーケアもしまして、
めちゃくちゃちっちゃくてかわいい〜😍
となっていたと思います!


10時にメッセージが途切れてから、
娘が生まれて10分後にやっと旦那さんに連絡。
旦那さんは生まれる前に
連絡が来ると思っていたらしく、
慌てて病院にかけつけてくれました。
ありがとう。ゆっくり休んで。を
何回もメッセージでくれました。😌
旦那さんが娘に会えたのは
(とはいっても病棟のガラスドア越し)
生まれてから1時間後くらいでした。


今までで一番壮絶な痛みに耐えて、
大仕事を終えた時ですら、
お腹は空くみたいで、夜までご飯は出ないため
旦那さんにパンを買ってきてもらい、
分娩台の上で食べてました。笑

出産して2時間くらい経って病室へ移動。
出血が倍出たらしく、
ベッドに寝たまま運ばれました。
当の自分はいつも通りで、寝ている時は
気持ち悪いとかフラフラするとか全くなし。
いつもと違うところといえば、
出産した日の夜に歩行練習をしようと立ったら、
いきみ逃しで強張っていたのか、
胃の辺り全体が筋肉痛で、
なんか気持ち悪いなあというかんじでした。
その日は歩行練習はやめました😂


出産自体、全然イメージできていなかったので、
どうなるか不安でしたが、
なんとか乗り越えられたことに感謝です。
そして、この壮絶な痛みを経験して、
全てのお母さんを改めて尊敬しました。
そりゃ母は強しとか言われるわ!と納得。


私自身、壮絶だったなあと思っていましたが、
娘の方があの狭い産道を必死に通って
頑張ってくれていたと思うと、
本当に娘にも感謝です。
日に日に忘れつつある出産日を
こんなふうに残しておいて、
いつか娘に話したいと思います!
頑張ってくれてありがとう!!

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