航空会社のストに遭遇した時の話 2019.06
2019年6月21日から2泊3日で台北へ旅行に行きました。それは6月20日(出発前日のこと)なんの気無しにネットのニュースのタイトルが目に入ったんです。
おっと。。今回久しぶりにエバーにした気がする。ってなりまして、そこから割とドキドキする旅行だったので記録して見ます。
スト1日目 旅行前日にやったこと
ニュースの検索をしまくりました。親切にもエバー航空のホームページにてきちんとスト情報のまとめコーナーが出来ました。
現在はストライキのQ&Aになってますが、ストライキ中には、フライト情報、経過申告、キャンセル手続きについてなど、わかりやすいメニューが並びます。ただただ、自分の乗る飛行機がリストに乗っていないことを確認していました。実際、「空港へ向かう前に必ずこのサイトで調べてからきてね」と記載されていますので、ただただここを見ているしかありませんでした。
一緒に行く友達に相談
前日の時点では6月21日のリストしか表示されておらず、台北には行けるが、帰りは不明という状態でした。一緒に行く友達に「どうする?」と聞いたところ、「行けるなら行きますかね。最悪到着してから別の飛行機探して乗り換えるとか、私達ならきっとできるでしょう。」ということで行くことが確定となりました。(職業柄トラブル慣れをしているのかもしれないですが、こういう時割と慌てないタイプの女子たち。。)
一応上司に一言
「どうも、乗る予定の航空会社がストライキ始めちゃったんですよ。でも今の所行けるようなので行ってきます。帰れなさそうな時や、予定が変わるときは、Slackしますー」とだけ言いました。持つべきものはいい上司です。(「えっ、行かない方がいいんじゃないの?」って言われたような気はしますが。)
スト2日目 旅行1日目
ストライキサイトを見ながら、一応空港へ気持ち早めに向かいました。同じ空港でストライキがあると他の便からキャンセル待ちで移動してきたり、別の航空会社、便へキャンセル待ちしなければいけないこともあるので、早めに行くのは良いことらしいです。
カウンターへ行くと、並ぶところから空港の方が「ストライキしています。ご存知ですか?」と声をかけてくださいます。ストライキサイトのURLを書かれた紙を配っておりました。確かに、前日に偶然ニュースを見つけましたが、テレビ等ではニュースになっておりませんので、ここで初めてストライキを知った方も多々いたようです。
また、旅行代理店を通してツアーを申し込んだ方も多々いるかと思います。大手旅行代理店の方々もいらして、それぞれのお客様にご説明していました。この時点でまだ帰りが不明でしたが、とりあえずそのまま飛行機に乗りました。
スト3日目 旅行2日目
週明けのエバー航空の株主総会があるので早期にストライキが解除になるんじゃないかなという見込みだったのですが、この時点で、労働組合と和解できておらず、ストライキ計画が6月末まで発表されました。ここで帰りの飛行機の日程も発表になりました。今回我々は「羽田→松山」帰りを「桃園→成田」という日程にしていたのが功を奏しまして、行きも帰りもストライキの日本便減少対象になりませんでした。(実は帰れないので延長とかキャンセル待ち作業をするのかと、想定していたので安心したような、ちょっと残念なような複雑な感情に。。)
スト4日目 旅行3日目
初めてストの影響がでる
ここで、初めてストの影響が我々の計画に出ました。台湾を訪れている人は知っているかもしれませんが、桃園からの飛行機の場合、インタウンチェックインというのが使えるんですよ。もちろん最終日、まずは台北駅に行って荷物を先に預けて、少し買い物やご飯を食べてから桃園に向かって行けると思ったんです。。
台北ナビでもおなじみですね。台北インタウンチェックイン
これ、ストライキ中で、エバー航空はダメだったんです。これ大事です。我々はとりあえず近くにあったスーツケースが入るサイズのロッカーを見つけて突っ込んで難を逃れましたが、桃園は必ず出発1時間前までに空港にたどり着いてないとダメなので、ちょっとだけ余裕がなくなってしまいました。
最後に
とりあえずストライキサイトを確認することは大事でした。台湾では新聞の一面に毎日出るぐらいのニュースでしたが、日本国内ではキャッチが難しいニュースでした。今回はストライキの影響をほぼ受けずに予定通り旅行ができて本当にラッキーだったなと思います。日本線もたくさん欠航になりましたし、7月末近くまでかかるというなかなか長いストライキだったと思います。いい経験になりました。
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