見出し画像

社会に求められる新しい学問【#今日の朝刊ボクの注目記事】2020/08/19

僕は大学で哲学を学びました。
就活の時は「哲学ってなんの役に立つの?」
と言われましたが、全く気にしませんでした。
今となっては、15年前に哲学を学んでおいて
本当に良かったと思っています。
抽象度の高い議論への抵抗感が全くないので、
「テクノロジーは社会や人間存在を
どのように変えるか?」みたいな話を
とても楽しくできるから。
これから必要な学問はなんでしょうか。
テクノロジーの専門知識もさることながら、
今かなり求められているのは、
強大なテクノロジーの力をコントロールしたり、
高度な都市化が産んだ新しいリスクを管理するための
学問ではないかと思います。
これらは、なんとなく自己流でやるには
問題が複雑すぎるので、体系的な知識が必要。
新しい社会課題に対する最先端の学問が
企業からも求められていると思います。
 
 
◉今日の一番気になる


・【UPDATE 知の現場】日大危機管理学部


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62756570Y0A810C2TCN000/
こんな学部があるんですね。科目一覧はこちら。
https://www.nihon-u.ac.jp/risk_management/commercial/subjects
またチーフ〇〇オフィサーが増えそうだな。
 
 
◉政治


・【分断の米国】選ぶのは我ら(2) 薄れゆく若者の熱狂


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62787250Z10C20A8MM8000/
若者の投票率の低さは米国も共通か。
人口で勝っても投票率で負けるのは、
分断の加速につながるような気がする。
 
 


・コロナ下、10カ国合同演習


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62779470Y0A810C2PP8000/
合同軍事演習ってどんなことをするんだろう。
調べても出てこない。ま、すぐに出てくるなら
軍事機密とは言えないから仕方ないか。
どなたかご存知ないですか?
 
 
◉経済


・3四半期で54兆円消失 低い潜在成長率、今後も重荷


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62781930Y0A810C2EE8000/
”潜在成長率の低い日本は反発力が乏しく
回復も遅れそうだ。大和総研の熊谷亮丸氏は
21年の日本の実質成長率を2.2%と予測する。
米国の3.5%、ユーロ圏の4.6%、中国の7.1%より低い。
市場では日本のGDPがコロナ前の水準を回復するのは
24年ごろとの見方が多い。”
基礎体力が落ちているようなもの。
世界全体がコロナにかかっているとして、
どの国が早く回復するかは、元の体力の差が大きい。
国全体が元気になる方法の模索はずっと続いているけど。
 
 


・【withコロナ 企業の現場】「冷やしマスク」始めました


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62780410Y0A810C2TJ1000/
長続きするかはさておき、面白いですね。
自販機の可能性が広がる。
だしの自販機が名古屋駅近くにあるけど、
あれもそれなりの需要があるのかな・・・。
 
 
◉社会


・サイバー攻撃 進む分業(下)役員ID1万ドル、不正侵入の糸口


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62780200Y0A810C2TJ1000/
闇サイトってのがどんなものなのか見てみたい。
「セキュリティに気を付けろ」と言われても、
大半の人はセキュリティ被害にあったことがないから
うまく想像できていない。
闇サイトの具体像を見せられた方が
危機感は醸成できるかもしれない。
 
 


・米実業界にもっと黒人を ハワード大、企業と提携


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62756480Y0A810C2TCN000/
特定の人種や階層のための教育機関というのは面白い。
日本は平等に固執しているかもしれない。
社会的弱者に特化した教育機関に「一流」が
あるということは、そういう機関がたくさんある
ということだろうから。
 
 


・自治体の感染者追跡システム苦戦


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62778400Y0A810C2CC1000/
なぜ自治体はみんなコミュニケーションが下手なのか。
そういう専門部書はないのか。
コミュニケーションミスは無駄なコストを生むし、
そういうコミュニケーション自体が無駄なコストでもある。
そこに着目する文化がないということだろうか。
 
 
◉技術


・【真相深層】AI倫理、世界を分断


https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62784670Y0A810C2EA1000/
”画像に写る動物が猫なのか犬なのか判断する
AIをつくるとしよう。それには人間が教師となり、
1枚ごとAIに正誤を教えていく。
最初はハズレが多くても、数千万回と繰り返せば、
アタリの率は限りなく高まる。
だが、耳が三角だから猫と判断したのか、
ヒゲが短いから犬なのか。
理由は外部からは一切わからない。
結果が正しいというだけである。
機械学習とは、原理的に不透明な技術なのだ。”
機械学習の本質的な課題か。
でも人間の認識もそういう風に習得される。
だから国や文化によって概念が違う。
「認識の期限は損得である(超意訳)」と
ニーチェは言った。
であれば、AIの認識もなんらかの損得が
影響するのだろうか。

========================
 
・無料zoom相談始めました
まずはお気軽にお話伺います
ご予約はこちらから→https://bit.ly/2EzB1l2

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
何かのヒントになったのなら、
ぜひ❤️やフォローお願いします。

また、スノーフレイク・コンサルティングは
マーケティングのご相談やコピーライティングを
提供しています。
サポート内容一覧はこちらからどうぞ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?