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リカレント教育ってなに?【今日の朝刊 ボクの注目記事】2020/06/17

だんだん、エンジンがかかってきました。
今日はぜひ、僕の教育論だけでも読んでくださいw。
そして動画は「リカレント教育」について。


◉政治

・都市部の公立小中、分散登校・短縮授業4割で:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60428750W0A610C2MM8000/
”コマ数の確保だけにとどまらず、
家庭を含めた実質的な学習の補填が課題となる。”
学校の先生ももちろん考えていると思うけど、
年間カリキュラムが消化できればそれでいい、
という話ではないはず。
知識が高度化する時代だからこそ、
基礎教育の質が高等教育のレバレッジに
ものすごく響いてくるはずだ。
もし自分の子供が通っている学校が
「学びを疎かにしてカリキュラムを消化するより
留年して1年余分に学ばせませんか?」
と提案してきたら、感動して学校を信頼する。
国には、留年分の学費をカバーしてもらえると嬉しい。
人生100年時代なんだから、
1年余分に学ぶくらいなんてことはない。
どうせ数十年に1度くらいは職業キャリアを中断して
リカレント教育受けるような世代なんだし。
 
 
・大学入試繰り下げ 高校団体の要望書受理せず:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60415850W0A610C2CR8000/
一体誰が本当に学生のことを思っているのか。
とにかく、顧客のことを考えましょうね。
教育関係者の顧客は目の前の生徒であり、
そしてその人たちが作る新しい社会。
公教育ほど、費用対効果を測りにくいものはない。
だからみんな、こんな状況下でも
教育コストを削ろうとは言わないんだから、
それに甘えずにプレッシャーと使命感感じてね。
 
 
・史上最大のワクチン事業 挫折と教訓(中) 副作用頻発と賠償訴訟
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60435900W0A610C2CR8000/
”ワクチン事業を実施した場合と不実施の
どちらが国民の健康被害が大きいか。
その得失評価のほか、経済的コストなど
政策の意思決定には公衆衛生以外の価値観も
反映されるべきだという。”
政府の専門家会議では、きっとこのような、
高度で複雑な議論と意思決定が為されている、はず。
ワクチンとか特効薬とか簡単にいうが、
やはり一般人では想像できない難しさがあるのだろう。
 
 
◉経済

・【ASIAトレンド】タイ、オンラインフェスに活路
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60433420W0A610C2FFJ000/
”思わぬ効果もあった。オンラインフェスの観客の半数は
これまでコンサートに足を運んだことがない層だった。
地方在住者や低年齢層のファンのほか、
日本やインドネシアなど国外からの参加も多かった。”
こういうハードルの低さがオンラインイベントの強み。
オンラインはフロントエンド、リアルはバックエンド。
今はバックエンドが売れないから、
とにかくフロントエンドをしっかり売る時期。
 
 
・【コロナ危機 地方揺らぐ】首都圏の政令市や自治体、宿泊施設に国内客呼ぶ
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60401980W0A610C2L83000/
”埼玉県を代表する観光地、秩父市は1日から、
市内の旅館やホテルを予約した人に対し、
宿泊料金の最大1割を地域で使える商品券として
還元する事業を始めた。”
まもなく国が導入する接触記録アプリの
インストールを割引の条件にすればいい。
とにかく、安心感がないと観光需要は戻らない。
というか、不安な気持ちで旅行は楽しめない。
 
 
・コロナと企業 変わる土俵(2) デジタルで磨く地産地消
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60428720W0A610C2MM8000/
”供給網の再構築は米中摩擦の激化など、
政治的な分断リスクに対応するためにも欠かせない。
労賃の安いところで集中生産するのではなく、
需要地の近くで生産する「地産地消」は一つの解。
先進国に生産拠点を戻す選択肢も出てくる。”
高度な電子部品を需要地の近くで
地産地消的に製造なんてできるのか?
レアアースやレアメタルなど、
採掘できる場所や環境が制限されるものもある。
どうにも空想感が拭えないが。
 
  
 
◉社会

・副業・兼業に自己申告制
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60408910W0A610C2EE8000/
”未来投資会議案は労働者の2つの会社の仕事が
残業時間の上限規制に収まるよう調整する。
本業の残業が増えれば、もう一方の労働時間は抑える。
労働時間は通算し、法定外労働時間が発生した分は、
どちらの企業も割増賃金を払わねばならないルールは変えない。”
え、会社が3つ以上だったら?
もう労働時間って概念をそろそろ手放すべき。
時間じゃなくて価値に対価を受け取る。
自分の価値を高めれば、週40時間働かなくても
生きていけることに目を向けたほうがいい。
全然「未来」な発想じゃないな。
 
 
・【キャンパス発 この一品】SDGsかるた(関西学院大)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60435250W0A610C2TCN000/
これ、欲しいなと思ってググったけど、
オンラインで売ってないんだね。
予約受け付ければいいのに。
商売っけがないなぁ(笑)
 
 
・令和ブンガク最前線(2) ポップに語る無常観
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60406510W0A610C2BC8000/
YouTuber「kemio」さんの特集。
ぼく、けっこう好きなんですよね。
言葉遣いが独特でね。
メディアと共に文学は変化する。
ポップは時代の空気を反映する。
高尚なものが正解ではない。

◉技術

・<経済安保 政策を追う>サイバー防衛 遅れる日本
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60415380W0A610C2PP8000/
”中国は15年に創設した戦略支援部隊のもとに
10万人規模の人員を持つ。人民解放軍や情報機関だけでなく
民間のハッカー集団などがサイバー攻撃に関与するのが特徴で、
機密情報を盗む攻撃を繰り返している。」
彼我の戦力差は1対300。歩が悪いぞ。
人口が20倍あるにしても、
ここでも中国は圧倒的人海戦術で攻めてくる。
20億人にF5アタックされても耐えられるような
セキュリティを組むしかない。
 
 
◉DX

・【UPDATE 知の現場】富山大 数理・データサイエンス教育プログラム
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60406240W0A610C2TCN000/
”富山県を含む北陸地方でも工場の生産情報から
店舗での決済情報まで、さまざまな現場で
大量のデータが蓄積されている。
こうしたデータを生の数字のまま埋もれさせず、
有効活用するにはデータサイエンスに精通した人材が欠かせない”
もうこれだけで、富山大学のブランドは
僕の中で急上昇ですよ。
これからの時代、データフレンドリーな文系は
各組織に一人は必須です。
 
 
・【大機小機】デジタル政府への道、急げ
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60432340W0A610C2EN2000/
必要なのは金でもシステムでも人材でもなく、
既存人材のデジタルへの抵抗感の払拭。
でも意識改革ってどうすれば?
世界的な成功例はあるのだろうか?
 
 
・現実同様の仮想工場「デジタルツイン」に注目
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60431140W0A610C2TJ1000/
デジタルツインというのは、
あつ森で作った部屋がそのままリアルで再現されたり、
リアルの部屋がそのままあつ森で再現されたり、
リアルとバーチャルがイコールになるということ。
製造現場をリモートワーク化するには
必須の技術ですね。
 
 
◉リモートワーク(今日はなし)

この【今日の朝刊 ボクの注目記事】の
バックナンバーはnoteでも見られます。
https://note.com/m1_nakashima

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