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印税で1億円稼ぐ【千田琢哉】

1億稼ぐのは、お金持ちになるためではなく、死ぬまで書き続けるためだ。

作家は雄弁である必要はないが、圧倒的な量を書ける必要はある。


5日間で1冊のペースで執筆していた時は、本当に幸せだった。なぜなら、死ぬほど本を出したくても出せない時代があったからだ。


「無性にあなたの書いた本が読みたくなってきた」とブルブルと震えて落ち着かなくなる人が、この世に何人いてくれるだろうか?その数が、あなたの存在価値だ。


職業作家として寿命を延ばすためには、不安定な著者より安定した著者を目指すことだ。


ピーク後の50冊は、あなたと関わった人たちの知恵と汗の結晶だ。


職業作家にとって本当の資産は、貯金ではなく自分が書いた作品。



最大瞬間風速より、知恵の微風を吹かせ続けることを大切にしよう。


群れないだけで、最悪の事態は免れる。


知恵や体験にお金をケチるようなヘナチョコ作家の書いた文章など誰も読もうとするはずがない。
忙殺されると本質を見失ってしまうことがある。どんなに多忙になっても執筆第1主義は妥協しない。



売れた後の1年間はとにかく忙しい。



「職業作家として生きていくために大切なことを1つだけ述べよ」という試験問題が出題されたら、私は「締め切りを守ることだ」と即答する。



没原稿の山の高さは、あなたの作家人生の寿命


売れ行きは、足し算ではなく掛け算で決まる。著者×編集者×営業の1つでもマイナスだと、結果は0。


お客様の好き嫌いの判断には、永遠に敵わない。
ベストセラーほど、人の気分を本音で教えてくれる存在はない。
本気でベストセラーを叩き出したかったら、いつもベストセラーに触れておくこと。

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