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研究室 戻れるのかなわたし?

 昨日、研究室に寄った。いつぶりなんだろう?6.7か月ぶり。なんかすごく久しぶり。普通に談笑して、みんなの近況聞いて、帰ってきた。ただ、いわれもなく不安になった。私、本当にここに戻れるのかな?

 入った時、みんな真面目に研究してた。なんか、私にとって、それが息苦しかった。

 休学して、私の幸せって何なんだろうってめっちゃ考えた。起業家コミュニテイーや長期インターン、シェアハウスで、今まであったことがない人たちとたくさんであった。その中で、なんだろう、そんな一生懸命働きたくない、いや、仕事は情熱をもって働きたいけど、自分がしんどくなるまで、働きたくない。それが結局、私の結論だった。

 研究室生活は、なんだろう、頑張りが美化されまくる特殊な環境だ。夜遅くまで、ずっと研究している人が偉い、そんな雰囲気がある。いやだな。普通に早く帰って、おいしいご飯をつくってみんなで、談笑したいし、色々なところに遊びに行きたい。もう前の生活には、戻れない。だけど、研究室には、前とおんなじ空気が流れていて、怖くなった。

 もともと頑張っていない自分には、価値がない信者の私にとって、あの研究室は、私を追い詰めてくれるのに、ぴったしの場所だった。

 意思が強くない、周りに流されやすい、そんな私にとって、あそこは、また、前みたいに流されるんじゃないかって思って、怖い。

追記:
 あれから、研究室の何が嫌だったかを再考してみた。そして、価値観に多様性がなかったのが嫌だったと気づいた。価値観の変化を許してくれないところだった。研究職を最初は目指したはいいが、自分に向いてないと思ったとき、進路の再考が許されない、その環境が嫌だった。
 
あの研究室には、2つの道しか存在しなかった。
①研究を頑張って、製薬企業で働く
②薬剤師になって働く

これが嫌だった。


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