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【文字起こし】SKY-HI『DIVE TO THE NEW WORLD 』~竹田ダニエルさん回~《後編》

ご覧くださいましてありがとうございます。
SKY-CHI (スカイチー)です。

2024.6.15
SKY-HIのJ-WAVEラジオ番組
『DIVE TO THE NEW WORLD 』
ゲスト 竹田ダニエルさん回の
トーク部分の文字起こしをお届けします。

今回は後編です。
前編はこちら↓です。


……………………………………
🌟竹田ダニエルさん
☀SKY-HIさん
………………………………………


【ダニエルさんが見るBE:FIRST 】

☀「せっかくBE:FIRSTのプロデューサーでもあり、所属事務所の社長も目の前に今いるんで、BE:FIRSTの:話しましょう。どうぞ!」

🌟「やっぱり客観的にその分析中としては…。」

☀「はいはい。」

🌟「もちろん女性アイドルとはまた全然違う立ち位置にあるとは…。」

☀「うんうん。」

🌟「した上で、個性っていう言葉が日本ではやっぱりまだまだ新しさを持っていて。」

☀「はいはい。わかる。」

🌟「もちろん、ルックスも皆違うし、特技も皆違うし、皆それぞれできることとできないことがあって、できることを生かしつつ、できないこともいろんなことをチャレンジを通して、できないっていうのを認めた上で、皆で調整しつつ新しいことを開けていくっていう、最初から完璧じゃないって、もちろん当然はずなのに、商品っていうよりは、人間としての成長ストーリーを最初っから見せること目標にしていたことだったりとかも…。」

☀「うんうんうん。」

🌟「日本においてはやっぱりすごい画期的だと思っていて。」

☀「はいはいはい。」

🌟「尚且つ、アーティストは人間であることを全面的に出しているっていうのも、あり方としては私もすごい画期的だと思っていて。」

☀「うんうんうん。」

🌟「曲の内容だったりとかも、本当XGとすごい近くて、やっぱ色んなジャンルをパンしたりとか、メンバーそれぞれがポジション固定されることなく、色んなジャンルだったりポジションを試してみるってことだったりとか、ファンの皆さんが聞いてくれてるからそんなことみんな知ってるよって感じだと思うんですけど。」

☀「アハハハ😆」

🌟「でも私から見て、そういうところがすごい引き込まれるっていうか、もちろん今のK-POPの頂点にいるようなグループって、やっぱりMVだったりとか、個人のステージプレゼンツだったりとか全部含めて、作り物感がいいっていうのが、もちろんそれもそれでいいと思うし。」

☀「ま、コンセプトをしっかりと作って。」

🌟「そうそうそう。」

☀「ま…あの…なんていうか、全てにちゃんとプロットがある状態で物事を進めていくってスタイル。」

🌟「それもそれでね、すごいことだと思うし、なかなかできることじゃないし、それはもうK-POPの作り上げた一種の財産だと思う。」

☀「あれがもう、K-POPのアートフォームの中に、そこまで込みなところは確かにあるもんね。
システムというか、それこそグローバルオーディションで、K-POPというシステムを輸出していくっていう話をしていて、そこでシステムっていうワードをK-POP側が使うことがすごい面白いなと思ったんだよね。

決して、揶揄でも批判でもなくシステムを作ったっていう風に、音楽ジャンルとかカルチャーとか、色んな側面がK-POPってあると思うんですけど、システムっていう言葉、結構強いと思ってて。
あれはね、すごい自称するものでもあるんだっていうのが自分の中でもね、腹落ちがありましたね。」

🌟「そうね。特にアイドルでいうと、例えば夢を見せるとか、楽しいところだけを感じさせるみたいな。」

☀「言ったら、大昔になっちゃうけど、トイレ行かないっていう価値観って、未だに実は共通してあるんだよね。アイドルってこうあるべきみたいなのが。」

🌟「でも、それをいわゆる元アイドル的な立場にいた日高さんが、敢えてリードすることによって、より一層ストーリーにも厚みが出てきて、そこはやっぱりSIMONさんともそう遠くないところにあると思うんですけど。」

☀「SIMONさん同い年だし、元アイドルって意味でも一緒だし、結構共通項はあるんですよね。
でも、そう。自分とかはすごくシステムの中で、ジャッジされるということに対しての違和感もやっぱすごいあったし、実際にシステムが綺麗なのが、それこそK-POP中心にあるわけだから、色々日本にもシステムの強い芸能事務所さんって他にもあるわけだから、そういう点じゃなくて、
もっと"ダイヤロジック"っていうのをすごく大事にしたいっていうのがあったから、"人である"っていうのを強調して起業時とかはよく言ってたんだけど、今あんまりもう殊更に言わなくてもいいのかなって思ってるけど、そりゃそうだよって感じだから…。
だから、そうだね。おっしゃってくださってることはすごくそうだと思います。うん。」

🌟「で、なんか、これはわかんない。言っていいのかわかんないんだけど」

☀「言っちゃえ言っちゃえ!なんだいなんだい?カットできるからね。あとで😊」

🌟「直接メンバーにもお会いした時に、やっぱり普通であるってのは自分はすごい良いことだと思ってて、すごい普通の子なんだなっていうのを、人として対話ができるし、リスペクトを持って接してくれて、彼らが一般人以上の特別な接せられない存在ではないっていうところを維持してるっていう意味での普通なんだけど。」

☀「わかる。」

🌟「それがすごいことだと思っているし。」

☀「大事なことだとも思うしね。」

🌟「あとはやっぱりその素直な向上心だったりとか、フィードバックを受け入れるみたいなところとかも自分はすごい感謝しましたね。」

☀「嬉しいっすね。まぁ本当、まさにおっしゃっていただいたようなことを大事にしてやってるのは間違いないんで、すごく嬉しい言葉でした。ありがとうございます。今日のゲストは…アハハハ😆」

🌟「何の時間や笑」

【今の音楽業界について】

☀「そうそう。今沢山BE:FIRSTの話だったり、楽曲の前後ではXGの話であったり、してもらったけれども、音楽シーンっていう意味では、すごくXGは、それこそ世界中にファンがいるグループのうちの一つにもなってると思うし、日本からのプロダクトの輸出っていうことはすごくしていかなきゃいけないタイミングであったり、それが完全にできているとは言い難い状況であったり、一方でアニメを中心とするグローバルヒットってのがちょこちょこ生まれていたり、視点によっていろいろ見れると思うんです。今の日本の音楽業界って。ダニエルさんからするとどういう風に移ります?」

🌟「どうだろうな。でも昔からやっぱり自分のルーツってJ-POPにあって。」

☀「はいはい。さっきも話してたもんね。」

🌟「一番最初に好きだったアーティストがいきものがかりだったりとか」

☀「めちゃくちゃ面白いね。それ知らなかった。」

🌟「でも、その同じ時期にMステとか出てたじゃないですか。」

☀「確かに確かに。世代も近いしね。いきもがかりとかは。」

🌟「そこらへんからきてるから、やっぱりそういうのが好きっていうところはあるし、マーケットリサーチ的にそのアジアの音楽をどんどん開拓しなきゃいけないって気持ちも、開拓って自分の中でね。フィールドをさ。」

☀「いやわかる。でもさ。アジアの音楽、それこそ一口に言ってもさ、国とさ、元気さとさ、つまりリリース量が半端じゃないから、ちょっとさ目欲しい国のチャートと聞いてるとさ、秒で時間溶けるよね。」

【AiIe The Shotaについて】

🌟「そうね。日本の中でもやっぱりインディペンデントアーティスト関わってるから、シーンがどういうことになってるのかっていうのを、例えば自分がすごい好きって思うアーティストってめっちゃいるし、例えばそれはね、多分会う前からAile The Shotaに関してはそれすごい思ってて。」

☀「あ、はいはい。嬉しいな😊」

🌟「めっちゃ好きな楽曲多いし、やっぱソングライターとしての腕もすごいあると思うし」

☀「Shotaはそれこそ、強烈なアウトプットとしては、ダンスミュージックであったりHIP HOP R&Bみたいなものとか、いろんな…ぱっと聞いて皆様が思ってもらえるようなものをがいっぱいある中で、その背骨にそれこそJ-POPのメロディー感みたいなものがあるのが、特徴として面白さとして1個あるよね。」

🌟「うんうんうん。」

☀「なんかすごく。なので、ダニエルさんの育ち方が、Shotaの音楽が刺さるっていうのはすごい腹落ちします。」

🌟「そうね。あとやっぱり、自分の声の良さだったりとかの使い方とかもすごいうまいなって。結局その玄人目線みたいな感じになっちゃうけど。」

☀「まぁまぁ。でもそれ抜きにしたら特徴的な声で面白いになるわけじゃないですか。それを作れてるのがミュージシャンとしての彼の才能であるとは思うんだけど。」

🌟「そういうことを含めて、やっぱり例えばそのプロデューサーとかも、友達でいっぱいいて、プロデューサーが作ってる音楽とかを、それこそたどって、こういう新人アーティストがいるんだとか、この人はこういうのはこういう売り方をしてるんだみたいな目線で見ることもあれば、その中ですごいこの曲好きと思って、結構私ね、曲同じ曲を何百回とかも聞いちゃうタイプなんですね。」

☀「あっ😵そうなんだ😵意外っちゃ意外だね。」

🌟「全然そうっすよ。」

☀「そうなんだね。」

🌟「だからSpotifyのマイトップなんちゃらみたいなのも全然変わらないみたいなことも…」

☀「アハハハ😆あれ性格出るもんなぁ😆」

🌟「それで言ったら、3年前の超マイナーなラップの曲入ってるし。」

☀「なんかわかる。そういうのはあるけど、意外でした。」

🌟「でもやっぱり音楽ってなんかその流行ってる曲も流行ってる理由があるし。」

☀「そうだよね。」

🌟「同時にアーティストの制作に関わると、1曲ずつにどれだけの魂とエネルギーをかけられてるかっていうのを知ると、どんなに一見つまらない曲とかでも、何かしらの意図はあるっていうのを考えていて。
色んな国のアーティストだったりとか、いろんなジャンルのものを聞けば聞くほど、ジャンルとか関係なく、いろんなものを楽しめるようにはなったりもするし、そうじゃない知ってる曲だけ聞こうってなるときもあるし。」

【音楽に関わる仕事をしている人が音楽を好きっていうことを知れるというのはそれだけで嬉しいこと】 

☀「はいはいはい。いや、でもなんかね。すごく楽しいなと思って話聞かせてもらってるのは、プレイヤー、ミュージシャンではない音楽関係者の音楽の愛情の示し方として、ストレートに強く思ってくれるっていうのは、すごく嬉しいことだなとすら思う。当然ね、ShotaとかBE:FIRSTとか、その自分の会社のアーティストの話出てくるのは、特に嬉しいですけど、でないとしてもね、音楽に関わる仕事をしている人が音楽を好きっていうことを知れるっていうのはそれだけで嬉しいことですし…。」

🌟「それね、裏に秘められてる言葉がすごい怖いんだけど、本当にそうなんですよね。」

☀「まぁ、そうそう。とか、そこら辺のもやり…さっきのあれとも通じるんだけど、"世界"っていうワードを出した時に、解像度だったり、"音楽"っていう話した時の解像度だったり、"ダンス&ボーカル"って話した時の解像度だったり、従事者…担当者に関しては、さすがにもうちょっとピクセルみたいなところが、ガラケーの写真みたいなの来たなっていうのは結構、もやりの部分…。
もちろんそれで失望するとか、そういうことももう、最早ないんだけど、20年以上やってるから…。でも、そう。そういうのを感じるから、そこに対して熱く話す人がいるっていうのはそれだけで結構楽しいことだなと思って聞いておりました。」

🌟「ありがとうございます。でも本当なんか、アーティスト…作詞だったりとか、制作だったりとかも関わったりする中で、やっぱりアーティストって結構なんか、自分は絶対これを正しいと信じるみたいな、絶対この曲がいいと俺は信じてるみたいな風に言える人はそれはそれでいいんだけど、やっぱりそうじゃない人もすごい多くて。」

☀️「そうだよね。」

🌟「それを、その本人じゃない、例えばいっつも一緒にいるマネージャーじゃない、また誰か別の人がそれをどうやって組み取って作品にしていくかっていうところをやっぱりすごい試行錯誤してやってるところでもあるから。」

☀「うんうんうん。」

🌟「そういう意味ではやっぱり解像度を自分こそが一番高めないとアドバイスとかもできないなって。」

☀「解像度と社会との接点っていう意味ではすごい大事なポジション…そうなんです。アーティストの全員と言わないけど、やっぱ多くはね、コミュニティ相当クローズしちゃうから。で、特にグループとかやってると尚更会う人が、ぱっと浮かぶ20人ぐらいいたとしたら、ほぼ1年それとしか会わないみたいなことが結構普通だから…。
自分も…ま、でもなぁ…😞自分クラブずっと行ってたからあれだけど…。でもそう思う本当に…。」

【BE:FIRST 『Grow Up 』について】

https://open.spotify.com/track/6zDdJuNxffMhQWr8IE4S7k?si=DOladVtPTmSwaL3j8g440g

☀「ちなみに何でGrow upを選曲してくれたんですか?」

🌟「そうですね。BE:FIRSTの曲を深掘りしてる時に、すごい熱血ファンの知り合いがいて、彼から『Grow Up 』っ曲がすごい良いよって言われて。」

☀「はいはいはい。」

🌟「OKと聞いてみようと思って。確かにこれ、好きそうだよって言われるんですよ。すごい確かにすごい好きなやつなんですよね。やっぱり途中で曲調が変わったりとかもあるし、1人1人が良さがすごい出てる。ボーカリストとしてもだし、歌詞もすごいアイドル的なポジションにいる人が歌う者として、メタ認知が面白いと思ってて。テーマとしてもいいし、曲としてのクオリティめっちゃ高いですね。」

☀「本当はね、シングルにするくらいのつもりで作ったんですけど、JUNONが『でもMainstream に入れたいな』って言うから、『じゃ、入れちゃおうか』っつって。アハハハ😆甘すぎ??😆😆😆
本当はそう。春先とかに出したいなって。ま、でも、出しどころ確かに難しいなとか思ってたんですけど…。」

🌟「でもB面に名曲があるっていうのもあっていいっすよね。」

☀「そう。思ったの。年明けたら、もっといい曲できてるかもしんないし、ムード変わる前に早めに出したいなとか…。
あとマジ悔しかったのが、UKガラージ作った時に、K-POPそろそろUKガラージの曲出しそうだよねって言ってたら、その翌月か翌々月くらいにジョングクがさ、出して。UKガラージの曲。めちゃくちゃ悔しかった!っていう話があったりしました。アハハ😆ごめんなさい、全然違う話なっちゃった😆」

🌟「でもUKガレージにしてもやっぱりこういうテーマで歌ってるのすごいあんまりないと思うし。」

☀「ねっ!なんか…😊」

🌟「信念っていうのが感じられるし、いいなと思ってる。」

☀「UKガレージとかって、いい意味で乗り軽いじゃん?ここら辺で踊るじゃん?そういうやつで、強いこと言うのめっちゃやりたかったんだよね。」

~終わり~

ダニエルさん HIくん
素敵なお話をありがとうございました!

最後までお付き合いくださり
ありがとうございましたm(_ _)m
-☆ SKY-CHI ☆-

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