俺のイカれた音楽歴を紹介するぜ!

いや、実際はイカれてはないです。

ここ最近、Macになったのに音楽はずっとWindowsだったなーと思ってGarageBandを使い始めています。
というのも、FLStudioを試用版で遊んでいて音声ファイルに書き出して終了していたわけです。
え?と思うかもしれませんが、一発録りならぬ一発打ち込みをしていたわけです。
それはそれで面白かったんですけど、こんなに簡単に音楽が作れるようになってるんだから再入門してもいいのではないかと。
そういうわけで、GarageBandに入門することにしました。

入門するにあたって、どんなふうにしてたかなーと振り返ってみていたのですが、せっかくなので書き出してみることにしたのが動機であります。

音楽は中学生のころに始めたような気がします。叔父が持っていた安物のフォークギターが物置から出てきたのをきっかけにのめり込んでいったように思います。
最初は「青葉城恋唄」だったかな。

フォークソングから真面目に練習を始めました。その後、ちょうどミリオンセラーを出していたCHAGE&ASKAのギター弾き語りブックを購入して、それを弾いていました。そうすると、中学生です。厨二病を発症した友人たちが「唄わせろ」と湧いて出てきます。
そこから福山雅治やT-BOLAN、B'zといったアーティストのコード譜を見ながら練習するという感じでした。


そうしてくると、高校1年生になっていたころだったと思います。こじらせた厨二病は本領を発揮し始めます。ギター以外の音も欲しくなるんですね。
そこで、YAMAHAのPortatoneだったかな?キーボードを購入して、中学時代の音楽の教科書を見ながらコードを押さえるようになりました。
そうなってくるとさらに症状は悪化します。「ギターとキーボードは同時に鳴らないのか」「ドラムとか入った方がかっこいいよね」
こうして最初のハードウェアシーケンサーを購入することとなりました。
高校一年生で、かつお金もないのにそこまでの貯金をすべてはたいて、しかも祖母に借金もしてYAMAHAのQY300という私には画期的すぎる機器を購入しました。

これのカッコよかったところはいくつもあるんですが、特に高校生ながら「すげーっ」て感動したのは次のとおりでしょう。
まず、音源が内蔵されていてGeneral MIDI(GM音源って言ってたような)にも対応していること。当時は気にもしてなくて音源内蔵が当たり前だと思っていたのですが、あとからシーケンサーは単体では音が出ないものなんだと知って「危なかったー」と地獄のミサワ的に思ったものでした。
次に、これまたありえないのですがキーパッドが付いていて、シーケンサーなのに演奏ができたことです。これを使って、ちょうどキーボードが弾けないわたしにも打ち込みがわかりやすくできたのでした。それから「かっこいい」のがジョグダイアルです。進む、戻るをビデオの編集機器かのごとく操作でき、当時高校生だったわたしにはニヤニヤしてしまうものでした。
さらに、QY300には発音位置を表示するモードである程度グラフィカルにステップ入力できたり、テンキーで音符を入力できたりと手に余りそうなくらいの機能が豊富に詰め込まれていました。そしてギリギリ持ち運びできるので学校へイベントの時に持ち込むなど、ポータビリティにも優れていました。

さて、少し興奮気味に昔話していましたが、大学生の頃までQY300のシーケンサーに慣れすぎてしまいパソコンのシーケンサーが多数登場したころには追いつけなくなっていました。就職して、それでもQY300を使っていましたが、とうとう子供が生まれるときに手放してしまいました。場所がなくてですね…
結果的に、パソコンだけが残る形になりました。
そんなころ出会ったのがFLStudioです。当時はまだ「Fruity Loop」という名前だったと思います。
何が素晴らしいって、発音タイミングを16ステップでOn/Offするだけでサンプル音源でもVST音源でも打ち込むことができますし体験版でも音声ファイルへの吐き出しができたので遊ぶには困りませんでした。非常に直感的に操作できるので子供でも使うことができました。

わたしは演奏は非常に下手で、というのも途中から打ち込みのほうが中心になってしまったためですが、ギリギリ演奏できる2小節くらいを録音した音声ファイルに打ち込みをあわせやすく、しかも小型のサンプラー特有の容量オーバーもないので非常に楽しいです。

気がつくと、パソコンはMacに、Windowsは両親のものを1台残すのみになってしまいました。
そしていま、重い腰をあげてDAWにチャレンジしようということになったのでした。

昨夜くらいにGarageBandで音声ファイルをどう扱うのかわかって(すごい簡単さでビビりました)、音声ファイルを並べればリズム隊も簡単に作ることができるのでもうDAWでよさそうだな、という感じです。
ハードウェアのシンセ、Roland JD-Xiが欲しいところですが、いまのところは手元にあるものだけで練習していこうと思っています。

現在ではDTMは高校生の当時では夢のようだった水準で、だれでも気軽に始めることができます。
動画編集もですね。しかも配信の場も数え切れないくらいありそうです(個人の意見です)

気分転換もそろそろ終わりにして、テキスト書こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?