対応力の代償
LoR の話です。
以前、こんな記事を書いて、
自分の中のデッキビルド基礎指針を
とか言うてたんですが、サイオンディスカに魂を売ってこれの落とし穴に気づいたのでメモしておきます。
その落とし穴は、端的に言うと
ターン単位での最適解に酔いしれてしまい、ゲーム全体を通してのプランニングが疎かになること
です。
"対応力が高い" デッキを回していると、この穴に落ちやすい。そして、落ちていることに気づきにくい。
これは、自分のような、こういった類のカードゲームの中級者はマジで気をつけた方がいいことだなと思います。LoR に限らず色んな記事を読み漁って、多くの上級者が「ゲーム全体を通してのプランニングが大切だ」と主張している意味が、エズドレは上級者向けだよと言われていた意味が、やっと少し分かった気がしました。
じゃあプランニングはどうやって磨いていけばよいのか?という問いに対する解はまだ持ち合わせていませんが、そもそもこの気づきが得られたきっかけは、
「絶対に使わんこんなゲボいデッキ」と思っていたサイオンディスカを握ったら、今まで全く登れなかったダイヤ帯を何の滞りもなく I まで登れてしまい、「あれ?強いデッキってのは当然なんだけど、なんでこんなに簡単に登れるの...?本当に強いだけか...?今まで自分が回してきたデッキもそれなりに強いはずだが、何か決定的な違いを見落としてるのでは...?」と考え始めたこと
だったので、まずは自分の実力の低さをしっかり客観視して、その程度の実力の自分が思う "手に馴染んで強くてかっこいい" デッキにこだわらず、今はもっと視野を広げるフェーズと捉えて行動すべきだなとは思いました。
その中で、サイオンディスカのような勝ちプランが明確なデッキの練度を上げてみるのもアリ、上述した落とし穴を意識した上で対応力の高いデッキや相手の勝ちプランを潰し続けるようなデッキを練習してみるのもアリ。とりあえず、守破離の守からしっかりやれということかなと。
ということで、しばし自分のこだわり(って言ったら聞こえはよいが、悪く言えば "言い訳")は捨てて、
・今シーズンの目標であるマスター到達
・来シーズンの目標であるシーズントーナメント出場
を最優先した択を取りながら、上に書いたことを意識しながら、プレイしていきたいと思います。
これもプランニングや。
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