ずっとずっと、自分の顔を特徴がなく印象も薄いものだと思っていた
ごきげんよう、ナガセです。
まあ、タイトル通りなんですけど
わたし、実家いた頃に
「顔に特徴がない」
「印象が薄い」
って言われることが多かったんだよね。
そうか、わたしの顔ってなんにもないんだな。
（その当時）歯の矯正の金具はついているけど、こっちのほうが目立つもんなあって思ってた。
だから
「こけしに似ている」
って言ってたんだよ、会ったことない人に自分の顔の説明するときは。
しかし、先日のことである
たまに撮影を手伝ったりすることがあるんだけどさ（なんたって、裏方仕事は好き＆比較的得意）。
そのときにね、はじめましての人に話しかけられたんだけど
「向こうに『濃い』っていうか『目立つ顔』の子がいる。その子がナガセさんだから、その子に聞いたら〇〇の場所わかるからって言われて〜」
って切り出されて。
「は？」
「え？ なんかおかしなこといいました？」
「わたしのこと『濃い』『目立つ』って言ってたの？」
「はい、■■さんがそう言ってましたよ〜」
と、相手はニコニコしている。
嘘でしょ？
どこが？
わたし、目が大きいわけでも、唇の形が良いわけでもないよ？
あ、もしかしてブスすぎてもしかして悪目立ちしてるってことか？
一瞬のうちにこれらが駆け巡る。
あとからもともと言ってた人に聞いたら
「は？ 薄いと思ってたことのほうが衝撃だけど」
と返された。
ナガセさん、ぜんぜん顔薄くないですよ？
いまのところ2023年一番の衝撃です、これ。
あまりにびっくりしすぎて
数日後に久しぶりに予約していたしろくまちゃんに
「ねえ、わたし顔濃い？ 目立つ？」
と件の流れを説明して問い詰めてしまった。
あ、しろくまちゃんの話はここにまとめがあります。
しろくまちゃんは
「ちっとも薄くないし、おめめパッチリよ、アナタ」
と。
しろくまちゃん is ウソつかない。
ってことは事実やん。
ついでにたろちゃんにも聞いたし、会社の人にも聞いたし、LINEで友達にも聞いた。
全員から
「たしかにはっきり濃いとはいい難いかもしれないが、どうみても薄くはない」
「遠くからでもナガセが来ると『あ、来たわ』ってわかる」
「眉毛描かないでいい人間が、薄いわけがない」
「顔にピアス開いててすっぴんなんて、薄かったら成り立たない」
「いきなり上から照明当てて、すっぴんで伏し目の状態で、下瞼にも下睫毛の影ができる人間は顔が濃い」
手塚先生の描く睫毛がすごく好きなので、睫毛の影が自分にもあるのは嬉しい。
いわれるまで全然気付こうともしてなかったけど！
たまに真面目にメイクすると
なんか顔がうるさいっていうのは、元が薄いから余計にコントラストがつくんだと思ってたのに！
これが化粧映えする顔っていうんだろうなあって思ってたよ。
これまで自分がなりたい顔が特になくて、なんとなくずっと不細工だなと思ってるわりにはメイクに精を出してみようともしないし、無頓着のままここまで来てたから。
でも、自分の顔に興味がない。
ないけど、あれこれエステや眉サロンに行くのは変化が見てわかるから楽しい。
そうか、自分の顔だと思う存分観察ができるから楽しいんだなということに今書いてて気づいた。
なお、人様のお顔は、その人を認識するための情報の一部として必須項目だと思っているのと、推しのご尊顔はたいてい表情豊かなので飽きない。
ちなみに、やさしいかいしゃのおねいさんから
「よりきれいにみえるんだから、化粧映えっていうのよ」
と教わりました。
に、にほんご〜！
これは嬉しい誤認！
世の中に溢れかえるどころか埋まりそうなくらいの美容情報では
黄金比が〜っていうのもあれば、流行りの顔はこういうので〜ってそれがいいのかわからへん情報もくっついて転がっている。
わたし以外の人にある
「〇〇さんの顔になりたい！」
「こういうパーツになりたい！」
という情熱を邪魔するつもりはまったくないの。
だけど、自分の顔をどうしたいかって聞かれたら、やっぱし
「どうもこんにちは！ 僕ですよ！！」
って名刺みたいに出来たら面白いな。
顔出しすんの、ヤだからしないけど。
だって、誰にもなれないし、全く同じものになったとことで本家がいるわけだし。
わたしで生きてくしかないんだもんな。
薄い→濃い方になるとは思ってへんかったけど！
以上、いまのところ今年一番の衝撃を受けた話でした。
じゃ、またね。
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