みけねこまふまふ騒動から思うこと#1 荒んだ精神はどこから来た?
はじめに
こんにちは!まぐろです。僕は普段イキリ大学生が読みそうな本について覚え書きをしたり、ほしいクルマの話をしたりしています。最近インターネットのとある地域で話題になっているみけねことまふまふの騒動から、個人的に思ったことを書いておきたいと思います。
先に言っておきますが、カバー、ホロライブ、ホロメンについて批判したいわけではありません。改善した方がいいのでは?という個人的な感想の域を出ないので、常に「※個人の感想です」や「それってあなたの感想ですよね?」を文末につけて読んでいただければと思います。
僕は痛々しさを感じたままエンタメを楽しむことはできない
「タレントの苛烈な状況に対し、会社でできることはないのか?」というのが今回の僕の問題提起です。
先にも書きましたが僕は彼らをおとしめたいわけではなく、かつどちらかといえばホロライブのファンです。200円くらいの少額だけですがスパチャもしましたし、何人かのメンバーシップにも登録しています。最近は時間を割いて見ていませんのでリグロスどころか推しの活動もはっきり把握していません。
そうなるとちょっとホロライブに興味があるパンピーでしかありません。ですが少し興味があるので、ホロメンの皆様には幸福度の高い生活を送ってほしいなと切に願っています。
それはホロライブに所属していないこれまでの、あるいは「これからの」メンバーたちもです。
正常とは思えない状況のみけねこさん
そんな中みけねこさんとまふまふさんの騒動が最近話題になっています。まずはまふまふさんの声明文を読んできてください。
ここに書かれていることが全て現実に起こっていたかどうかはまだわかりません。なのでここからは全て空想の話です。厄介杞憂民の可能性は大いにあることをご容赦ください。
(声明でまふまふさんは「A子」と述べていますが、ここではみけねこさんとします。)
追記:みけねこさんがまふまふさんとの関係を認めました。
そのなかでも気になる表現がありました。
どう思いますか?これが事実だとしたら、あまりいい状態ではない可能性が高いと僕は思いました。部屋の汚さとメンタルの不調には関係がありそうだね〜という考え方はそれなりに支持される考え方です。
そして、精神が正常でないならば、心の安寧を得ようとして人生の伴侶を求めるのは自然なことだと思います。収入が増えるよりも人生のパートナーがいる方が幸福度が上がるという研究も上のブログの運営者である鈴木裕さんの書籍「科学的な適職」で触れられています。
また「Hurt people hurt people」という言葉通り、傷ついた彼女がさらにまふまふさんを傷つけてしまったのではないか、とも思うのです。
満たされた人はわざわざ誰かを攻撃しませんし、下世話ですが人にやさしくすると自己肯定感がマシマシになるのでメンタルは安定に向かいます。
ところで、みけねこさんはこの騒動の前後という短期間でここまでダメージを受けたのでしょうか?僕はそうは思いません。
もっと深くに根ざす、配信者たちの抱える1つの課題がもたらすものなのではないでしょうか?
「個人事業主」だからこその過酷なストレス
個人事業主は過剰なプレッシャーやストレスにさらされることが多いです。生活リズムや収入は不安定で、先行きが不透明でも手探りで日々努力する必要に迫られます。実際に会社をやめフリーランスになっても、仕事のストレスは減らないことも示唆されています。
それ自体は避け難いことですが、(実際の契約についてわかりませんがファンが考える基準で言うと)ホロメンたちは会社員です。なので「個人事業主だからストレスは当たり前」とするのは早計だと考えます。
フルコミッションの仕事は現実に存在しますが、とはいえ「会社員なのに過酷なプレッシャーにさらされる」のは考えものです。もちろんその分給与は桁違いだったりしますし、あながちデメリットばかりではないかもしれません。
しかし個人的にはせっかく会社員という身分ならば、会社員らしく生きる選択肢を用意するべきではないか、と思います。
僕は「人生を捧げるべき仕事」などというものはこの世にないと考えています。仕事に情熱は必要ありません(気になる人は「科学的な適職」を読んでください)。
暮らしに困らないお金がありさえすれば、友人と話したり趣味に打ち込むことで人生を豊かにしていくこともできます。仕事にやりがいから給与まで何でも求める必要はないのではないでしょうか。
「それなりに給料を出してくれて」、「拘束時間がそこまで長くなくて」、「人間関係が地獄でない」会社に僕は勤めたいです。
また給与の多さで得られる幸福度についても物言いがあります。実際得られる幸福度にはいわゆる”天井”があるようです。
さらにさらにワーカホリックは不幸なんじゃないの?という話まであります。
「個人事業主」扱いをやめ、「普通の会社員」としてVtuberの活動をするのではいけないのか?というのが、ここまでのまとめになります。
誰かが傷つくならエンタメではない
アンチの誹謗中傷など目に見える形以外でも、タレントの方々が精神に異常をきたすほどに傷ついているとすれば…僕はそんな彼らを見て心から楽しむことはできません。
るしあさんの件は過去にあった1つの出来事ではありません。過去と未来のホロメンの姿かもしれないのです。
だとすれば改善するべきです。世界が愛するカルチャーは、血まみれで触れば手がズタズタになるものではいけないのです。
では会社としてタレントの健康を管理するにはどうしたらよいのか?そんなことについても考えていきたいと思いますが、とても長くなってしまったので次回に回そうと思います。
ここまで長々と僕の話に付き合っていただき、ありがとうございます。まだ少し続くのでよかったらまたみてやってください。
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