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NotionAI とchatGPTの違いをしり,協働させる

機能は,NotionAI と,noteアシスタントAIのちがいについて,スタエフで喋ってみました。

chatGPTはやりとりをするものである

chatGPTは,質問や会話の文脈から、文章を生成するものです。
ユーザーとのやりとりで確信に迫っていくという感じです。

基本的に,過去に遡ってそこに新しいやりとりを挿入するということはできないです。

過去に遡って質問をしなおせば,それ以降のやり取りはリセットされて,新たなやりとりが生まれていきます。

つまり,「エディタ」としての使い方は難しいということですね。


しかし,個々のやりとりの内容は幅広く,chatによる文章生成以外に,コードの生成,文章の添削などもしてくれます。

WebchatGPTというChromeエクステンションを使用したら,単体では苦手な最新情報の取得もしてくれます。

これを用いて,「今,楽天市場で売れ筋の空気清浄機を上位3位から教えて」というような質問にも答えてくれるようになります。

さらに,「昨日の比較表を作って」とか,「◯◯の口コミをリストにして教えて」というようなことも聞くことができるようになります。


しかし,「問に答える」というのがchatGPTの基本機能です。

これまでてのやりとりをまとめて一つのレポートなり本なりにしていくには,コピーしてWordに貼り付けるなどして,別途作業が必要になります。


NotionAIは,エディタである

NotionAIは,Notionのエディタに組み込まれたAIです。

エディタを使いながら,その中でNotionAIを使うという使い方をします。

例えば,notionで日記を書きながら,途中で言葉に詰まったとか,調べた上で詳しく書かないといけないとか,そのような「部分」をNotionAIに助けてもらうという使い方ができます。

 

また,書いてきた文章をさかのぼって

「この部分をもう少し優しい言葉で書き直したい」とか
「この部分に具体例を挿入したい」などということができます。

この,「文章をさかのぼって,修正したり,挿入したり」ということは,chatGPTにはできません。


以上のように,NotionAIは,ユーザーとの協働作業を行いながら文章を作っていくものということになります。

できたら,それがそのまま「生産物」になるわけです。

chatGPTは,やり取りが終わればそれをコピペして,他のエディタで仕上げていかないといけません。


NotionAIとchatGPTをうまく協力させる

現状,chatGPTの生成能力はすごいと思いますので,NotionAIのエディタとしての補助として使うというのが現実的かなと思います。

まず,chatGPTで満足行く答えが出たら,それをコピペしてNotionAIに貼り付け,そこからはNotionAIの力を使いながら文章を書き進めていくという使い方です。

おたがいの足りないところを補いながら,また長所を活かし合いながらうまく使っていきたいと思います。








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