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トルネコの大冒険3との出会い

友人の家で知ったトルネコ3の存在

 それは高校生の時。ゲーム好きだった自分がプレイステーションの次にハマっていたのは、ドリームキャストだった。今でこそドリキャスは、時代を先取りしすぎていたセガのマシンとして評価されたりするが、ソフトは非常に魅力的なもので溢れていた。
 私が当時ハマっていたソフトは、クレイジータクシー、ジェットセットラジオ、バイオハザードコードベロニカ、Marvel vs Capcom2、などなど。
プレステ2は既に発売されていたが、情報にも疎く、高校の勉強も大変だった為、関心の外だった。(持っていたソフトをやりこんだりしていた)
 
 そんな中、友人宅に麻雀をするために集まったある日、友人が遊んでいたのがトルネコ3。
「へ~、トルネコの3が出てたんじゃ」という率直な感想だったが、『トルネコ3はモンスターを仲間にできるんよ』と言って友人は、ポポロで仲間のキラーマシンを育てていた。敵モンスターから2、3ダメージしか受けてないのを見て
「ぜってえ死なまあ!(訳:絶対に死なないでしょう)」
と思わず口に出たのを今でも覚えている。とまあ、ここではトルネコ3の存在を知ったくらいのことだった。

プレステ2の購入

 友人宅で見かけるソフトで色々と魅力的なソフトも知り始める。デビルメイクライにも魅かれた。そんなとある日、発見したのが「Marvel vs Capcom2」のプレステ2版だった。当時ドリキャス版に激ハマりしていて、魅力の理由の一つに総勢56キャラという圧巻のボリュームだったことがあった訳だが、操作キャラの解禁条件が実にシビアで(ポイントを貯めて解禁)、ソフトだけで解禁できるキャラ(ほんの一部)もいれば、ビジュアルメモリと連動させアーケードをプレイしての解禁や、オンライン対戦をしての解禁など、なんともムズカシイ条件だった。
※一応救済措置?として全キャラ開放のダウンロードもあり、私もしてました。
 話が脱線してしまったが、こういった背景があった中で、プレステ2版はそのソフトだけでキャラ開放ができるということで
これ全キャラ出せるんじゃ!」と思わず言ったところ、「プレステ2欲しくなってきたじゃろ」と友人に言われ、これが購入の後押しになったのだった。。

トルネコ3の購入

 当時よくゲームやCD、本を買ってた「ふるほん市場」で、トルネコ3も購入した。合わせてVジャンプの攻略本も買い、それを読みながらライトに遊んでいた。
動作アクションのテンポなどはさほど気にならなかったが、レベル継続システムもあって敵は強いなと感じた。仲間のイネスがいた関係でストーリー攻略に苦労はなかったけども。
ストーリーの中盤あたりで鍛冶屋があったので、装備を鍛えて修正値を+1してはダンジョンに入りリレミト。という稼ぎプレイもしたので、最終的に武器が+20台になって余裕のクリアだったのを覚えている。

 やっぱり面白かったのがポポロ編。ストーリーで仲間になるモンスター全ての特技が魅力的であり、デーモントードやあんこくつむりなどのモンスターに関しても、これは強い!!と思いながら遊んでいた。
特に仲間モンスターを育てて強化することが大好きだったので、仲間になる!強化できる!といった遊びができるのが最高に楽しすぎた。
ラストダンジョンの邪悪な風穴で出現するメダパニシックルは、他とは比にならない強さで複数仲間にした記憶があります笑

クリア後のやりこみ

 ということで、ラスボスはあっという間に、というか拍子抜けしちゃうくらいあっさり倒してしまってクリア後のプチット村へ行くことになる。
この時点ではチュンソフトの公式ガイドブックは購入してなかったので、
Vジャンプの攻略本を見て「へーこんなダンジョンがあるんじゃ」くらいの感じで、他にどんなモンスターがいるのかもよく分からなかった。
本にアトラスが載っていたので、こんなのもいるんだ。。と思ったくらいのもので。
異世界の迷宮へは恐ろしくて入れなかった

 後に、友人宅で友人がトルネコ3をやってるのを見て衝撃を受けた訳だが、友人のポポロはレベルが70台にまで上がっており、それは不思議の宝物庫の経験値の高いモンスターで稼ぎまくっていたのであった。(その時の自分のポポロはレベル30程度)
その後、チュンソフトのガイドブック上下を購入し、一気に世界が広がることになる。
そこからのめり込んでいったのは、まだ見ぬモンスターを仲間にしにいくことだった。珍しくて強力なモンスターを起こせた時、めちゃくちゃ嬉しかったのをよく覚えている。特に嬉しかったのはキースドラゴン。ビジュアルもカッコイイし、ホーミング炎が強くて感動した。
他に、じごくのよろいもかっこよくお気に入りで、厨二ネームを付けて遊んでいた笑
ガイドブックの下巻も何度も読み込み、ダースドラゴンのページを見て、これは強いな。。仲間にしたいけど、自分には一生無理だわ。。と思ってました。

 不思議の宝物庫の限定モンスターなど、色々と仲間にしたり遊んでいたけど、当時はネット環境もなかったのでそれ以上にやりこむようなこともなく、いったんはその辺りで離れることとなる。

次に激ハマりするきっかけとなったのは、『トルネコラーの宿』との出会いだった。今は攻略記事のアーカイブしか見れないけど、お宿の住人も非常に多く、スレッドやチャットルームなどそれはそれは盛り上がっていたのだが、そのお話もまたいずれ。。

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