リヨンの酩酊日記

リヨンはギターやピアノで音楽を作っています。ここには歌詞や短編小説、あることないことを…

リヨンの酩酊日記

リヨンはギターやピアノで音楽を作っています。ここには歌詞や短編小説、あることないことを書き残します。 他コンテンツ一覧はこちら▶︎ https://lyonband.jimdofree.com

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最近の記事

オレンジ

作詞:リヨン 考えもしなかった閃きが 毎日を彩っている きっとあなたのエッセンス きっとふたりの化学反応 もっと早く会えたらなんて タイムマシンがあったらな でもこれ以上の贅沢は 神様に怒られちゃうね ありのままの私を見てよ 雲のようなドレスを纏って 軽やかにあなたに駆け寄るわ 逃さないようにしっかり抱き寄せてね 息をするように素敵と言って 毎日を楽しませてくれる きっとあなたはエキスパート きっとふたりの光合成 ずっといっしょにいてほしいなんて 一生のお願いを聞い

    • ペルソナ

      私は仮面を被っている。 20代女性という仮面。 都内OLという仮面。 高校からの友達と居る時の私という仮面。 家族と居る時の私という仮面。 彼氏といる時の私という仮面。 様々なシチュエーションにおいて、私は仮面を被って生きている。 素の自分でないことが辛いかないかって? いいや、違う。 むしろ、役割を与えられることによって私は生き生きとするのだ。 20代女性という仮面を被ることによって、流行りの洋服を着飾り、百貨店で手に入るコスメで顔を繕い、ヘアカラーを毎月変えるよう

      • 微睡み

        作詞:リヨン いつからかひとりなったのは 確かめるように抱き寄せるのは 温度のある人形でしかなくて 欲しかったものじゃなくなっていた 綺麗文句で誤魔化して 触れ合うふたりの身体は軽い だからあなたを誘うよ またね ぐずぐすと求めて ずるずるに遊んで そうやってあなた幸せにならないで 私もなれないね きっと いつからかひとりになれないのは 支配されるように依存するのは 考えることを手放せる 生きるための手段になっていた 虚ろな約束に任せて 彷徨うふたりの心は軽い

        • 償い

          作詞:リヨン 枯れた花を手向け 君に祝福を 乾く喉を鳴らし そっと手を当てた 遥か彼方へと逃さないように 僕のものにしてあげる 鼓動が止まるその音に 息を殺して耳を傾けた 瞳の光がなくなる瞬間に 君の全てを手に入れた 冷えた唇が 僕に語りかけた 無情にも泡となった まるで人魚のよう 果てない闇夜へと置き去りにした 君のこと許してあげる 体が壊れるその姿は 声が出るほど美しく見えた 灯火が消えたあの瞬間に 僕の全てが満たされた 救いをください せめてものの証を!

        マガジン

        • 歌詞
          6本
        • 日常
          1本
        • 短編小説
          0本

        記事

          wedding

          作詞:リヨン 赤い糸辿ってきたんだ ずいぶん遠回りしたね 涙堪えるのは なんで? 今日は嬉しいはずでしょ 心臓にいちばんちかい指に契る だからもう泣かないで ねえ 愛してるって君に誓う 生涯寄り添うよ 愛してるって言葉だけじゃ 足りなくて愛おしいよ 生まれ変わっても君がいいな ずっととなりで見守ってもいいかな 愛してるって水をあげる 花のような笑顔を咲かそう 愛してるって言葉かけて 眠るまで付き添うよ

          呪文が解けたら

          作詞:リヨン 惹かれあってたのか 縛りあってたのか 正しい幸せを探りあってた 答え合わせをせず じゃれあうふたりは 心地よくて浅い夢みたいだった 大丈夫、素敵な笑顔も 優しいこころも 温かくて大きな手も また誰かが愛してくれるよ 君との約束のひとつひとつを思い出して そのひとつひとつを呪い潰した それでも忘れられなくて それでも好きだった だから心の痛みを忘れないことにしたんだ 君は自分を責めて僕を赦した 僕は君を責めて自分を赦した 君は僕を責めて自分を赦した 僕は自

          カーネーション

          作詞:リヨン 私がどれくらいあなたを好きだなんて  階段を踏み外して証明してみせましょうか 笑ってしまうくらい尽くしてしまうのは たくさんのありがとうが不器用で言えないから 季節が移り変わって  私がいなくなっても枯れませんように 私の思いを繋げて 流した涙で咲いた花をあなたに捧ぐの 朽ちることのない愛を受け止めて あなたがどれくらい私を好きだなんて 見返りを求めない自己満足だと言い聞かせる あなたが誰かのものになっても 私は誰のものにもならないと誓う 私の祈りを