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ただいま大阪ひとり旅満喫中

こんにちは、インテリアコーディネーターのくきたまみこです。
40代最後の歳。自分が行きたい!やりたい!と思う事がなんとなくできる年頃になりました。
子どももまだ学生ですが、自分のことは自分でできる年齢になり、今までフルタイムで働き、自由な時間は限定されていましたが、仕事もフリーに転向し、自由に自分の赴くままに時間を使えるようになりました。

今流行りの言葉でいうと『推し活』になるのでしょうか、グランキューブ大阪のコンサートに初参加となり、大阪府の旅行支援を活用して一泊2日のひとり旅。
ゆっくり景色を見ながら一人で歩くことも、今までなかったな…と。歩く先には仕事だったり、娘の学校だったり、息子の試合会場の野球場だったり。

堂島川を見ながら中之島方面へ


JR福島駅から徒歩15分くらいでグランキューブ大阪に到着。

大阪国際会議場(グランキューブ大阪)

建築的な予備知識で言うと、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)は、2000年に黒川紀章さんにより設計された建物で、一階はピロティと呼ばれる、独立柱で支えている構造になっています。

一階ピロティ

実はここ、グランキューブ大阪の一階にはお隣のリーガロイヤルホテルをとつながっている連絡通路があるのだそうで、推しの出待ちをしていても、隣のホテル直結のため、知らぬ間に『推し』の方は会場を後にしている事もあるようです😅

そして、2日目は少ない時間を利用し、国立国際美術館で開催中の『ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』に行ってきました。

シーザー・ペリ設計『国立国際美術館』

こちらは、シーザー・ペリという、アルゼンチン出身のアメリカの建築家が設計した、鉄骨のモニュメントが特徴の美術館。竹をイメージされたという、オブジェのような入口ですが、入るとエスカレーターで下へ下へ…そう、ここは世界でも珍しい、完全地下美術館なのです。

エスカレーターを降りていく様子

展示されていたのは、ピカソとそのその時代ということで、アンリ・マティス、パウル・クレーなど。

正面入口
緑色のマニュキアをつけたドラ・マール
オパリンの花瓶
緑の風景
水差しを持ったイタリア女

他にも素敵な作品がたくさんありましたが、
個人的に気に入った絵画をアップしました。

美術館は何十年ぶりだろうか…
その歳、その時の環境によって観たときの感じ方、見方が変わりますよね。

そして、駅へ戻り途中に気になる建物が。

朝日放送本社
エントランス

abcとあったので検索すると、朝日放送本社の建物で、なんと隈研吾さんが設計者でした〜!

再生木材を利用した千鳥格子のルーバー

近くに寄ってみると、この木材は断面からすると、おそらくウッドデッキの床材などに使用する再生木材ではないかと推測します。その長物をカットして、垂直面に使う、そして小口もキャップなどせず剥き出しのまま、確かに再生木材なら雨水の腐食も心配ないですが、さすが大胆な使い方です!

少ない時間でしたが、見知らぬ地で目にしたものは、皆新鮮で、わくわくするものでした。一人でも退屈する事なく、満たされた大阪ひとり旅でした。

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