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【ポケモンカードゲーム】シティリーグ2023シーズン2使用構築『ロスト型かがやくムゲンダイナ』 アーキタイプ選択とカード採用の根拠【全文無料】

はじめに

初めまして。Lye(Twitter:@Lye_VGC_TCG)と申します。
この度、シティリーグ2023シーズン2に「ロスト型かがやくムゲンダイナデッキ」を使用し参加しました。結果としては予選3勝2敗で50人中18位という残念なものになってしまいましたが、本noteのタイトルにある
・なぜこのアーキタイプを選択したのか
・なぜこのカードをこの枚数採用したのか
をメインに記録として残します。
こちらのデッキはDEF(~s12a)レギュレーションに対応したものであり、1/20施行のレギュレーションには対応していませんが、私の考え方などが何かの参考になれば嬉しいです。

自己紹介

Lyeと書いて「らい」と読みます。
ポケモンカードゲームはFレギュレーション試行以降から始めており、実績としては
・シティリーグ2023シーズン1ベスト8(64人規模)
のみが挙げられます。
現在はPJCS2023を目標にポケモンカードゲームをプレイしています。
また、ベスト8入賞をしたシティリーグ2023シーズン1で使用した「アルセウスうらこうさくデッキ」に関するnoteも寄稿しております。そちらも読んでいただけたら幸いです。

注意点

・本noteではデッキ名などを述べる際に俗称を用います。またその俗称は差別化を図るために世間一般で使用されることの少ないものである場合があります。
・前述の通り、本noteは現在のレギュレーションに即したデッキを取り扱っています。レギュレーションが変更される1/20以降のジムバトルなどで本noteのデッキを使用することはできません。

アーキタイプ選択の根拠

環境の分析

DEF(~s12a)環境は直前のDEF(~s12)環境と比較して、「ブリムオンVmax」などのカード追加があったものの極端な環境変化はなく、「ルギアVSTARデッキ」が中心となっていました。
また、その速度とパワーで他を圧倒する「ミュウVmaxデッキ」や多彩なカード採用による対応力で様々な相手に強く出られる「ロストバレットデッキ」がその下についていました。
「ロストバレットデッキ」には主に
・「カイオーガ(s6a)」をフィニッシャーに据えた「ロストカイオーガデッキ」
・「かがやくリザードン」をアタッカーに起用した「ロストリザードンデッキ」
・「ライコウ(s3a)」をアタッカーに起用した「ロストライコウデッキ」
・「空の封印石」でサイドレースを有利に進める「ロスト空の封印石デッキ」
に分類される認識でいました。
環境の四番手としては強力な特性とサイドレースの押し付けにより人気な「アルセウスジュラルドンデッキ」が位置しています。
それ以外には、「レジギガスデッキ」、「雷型アルセウスVSTARデッキ」、「ムゲンダイナVmaxデッキ」、「オリジンパルキアVSTARデッキ」、「ギラティナVSTARデッキ」、「ハピナスVデッキ」、「クワガノンVデッキ」などが存在していた印象です。

そして、これは私が今までカードゲームをプレイする中で得てきた体感ですが、「圧倒的な一強環境でない限り、トップデッキの使用率は環境終盤に近付くほど明確に落ち始める」というものがあります。
今環境で言えば「ルギアVSTARデッキ」です。「ルギアVSTARデッキ」は環境トップですが、一時期の「オリジンパルキアVSTARデッキ」ほどではありません。ミラーマッチの勝率を伸ばしにくいことなどもあり、実力者でも使用を避けるケースの少なくないデッキであるため、「ルギアVSTARデッキ」の使用率がピークを過ぎていたことはぼんやりとですが読めていました。

「ルギアVSTARデッキ」の使用率が落ち着きだしたタイミングで頭角を現し始めたのが「雷型アルセウスVSTARデッキ」や「ハピナスVデッキ」という印象です。
「雷型アルセウスVSTARデッキ」は「ルギアVSTAR」の弱点を突けるだけでなく「ダイバルーン」や「ダイショック」の追加効果により様々なアーキタイプに対抗でき、「ハピナスVデッキ」は意識していないと成す術なく敗北してしまうデッキです。

このように大まかな環境としては
・「ルギアVSTARデッキ」がトップだが、使用率は落ち着いてきている。
・「ミュウVmaxデッキ」、各種「ロストバレットデッキ」、「アルセウスジュラルドンデッキ」がその下に続く。
・Tier3以下のデッキも多く、環境末期であることから使用率は侮れない。
と考えていました。
予選5回戦中3戦は上位4デッキ、残り2戦がTier3以下のデッキと対戦するくらいが相場だろうとイメージしていました。

アーキタイプの選択

上記の通り、現環境は上位4デッキ+多数のTier3以下デッキで構成されています。
デッキが多く、使用率のばらつく環境であることを考えると「広く浅く」戦えるデッキが強いと考えました。「ルギアVSTARデッキ」に勝率80%でもそれ以外のデッキに勝率が30%では勝ち切れない、それよりも多くのデッキに勝率55~60%を出せるデッキを使うべきだということです。
また、私自身その環境で最も強いとされるデッキを使うよりもそれまでに存在したアーキタイプなどからその環境に対して刺さりのいいデッキを見つけることが得意という認識であったため、その得意を活かせる環境だとも考えていました。

その感性から今回目を付けたデッキが「ロスト型かがやくムゲンダイナデッキ」でした。系統としては「メタバレット」とでも言うのでしょうか。
「ジュラルドンVmax」の「まてんろう」と「そらをとぶピカチュウVmax」の「ダイバルーン」により環境に存在する様々なデッキに対して何かしら有利な要素を持っている点が最大の魅力であるこのアーキタイプはポケカ四天王のとーしんさんがCL京都で使用されていたことでも有名です。

正確にはこのアーキタイプにたどり着く前に「アルセウスVSTAR型かがやくムゲンダイナデッキ」も試しましたが安定感などを理由に使用を断念しています。

カード採用の根拠-デッキ構築の経緯

構築の初期段階

デッキコード:gLLnnH-gdCitT-HNnLgg

とーしん選手の使用デッキ(Youtube動画URL)を視聴した中で
・主に「キュワワー」が逃げるために使用したエネルギーを再利用できないためエネルギーのリソース管理が難しい。
・四強と考えている「アルセウスジュラルドンデッキ」にイニシアティブを取ってもサイドレースで劣りそう。
と感じました。
そこで「ふつうのつりざお」を入れてエネルギーを扱いやすくし、それと相性の良い「ポケストップ」をスタジアムとして採用したり、「ビッグパラソル」の代わりにアタッカー起用のできる「エーフィVmax」を採用したりすることを試しました。
詰ませる展開を強く意識していたため「ボスの指令」は外していました。

しかし、「ポケストップ」はトラッシュに落としたくないポケモンVmaxや「かがやくムゲンダイナ」を捲ってしまうリスクがあること、「エーフィVmax」は「クライマックスゲート」で呼び出すポケモンVmaxの枠を一つ消費してしまうこと、「クライマックスゲート」を使用できなかった展開では「ビッグパラソル」が務めていた役割を達成できないことが明確に弱く感じました。

一人回しを通じて得た気付き

私の主な練習スタイルは一人回しです。ジムバトルなどに参加することもありますが、リモートバトルをするコミュニティには属していないため、気付きの多くは一人回しを介して得ています。

その一人回しの中で
・先攻を取らない選択肢はない。
・「クライマックスゲート」を介さない展開も存在する。
という気付きは以降のデッキ構築に大きく関わりました。

・先攻を取らない選択肢はない。
ロスト系のデッキをそれまで使用したことのなかった私は「ロストバレットデッキ」を後攻を取るデッキだと誤認していました(正確には後攻を取るべきデッキもあるかもしれませんが)。
しかし、この「ロスト型かがやくムゲンダイナデッキ」に関しては後攻1ターン目に呼び出したポケモンVmaxを「ボスの指令」で呼び出される展開になると得意の押し付けも失敗に終わってしまうかもしれません。
後攻を選択することは相手に先攻2ターン目「ボスの指令」の権利を与えることを意味し、先攻を選択することは相手に先攻2ターン目「ボスの指令」の権利を与えないことを意味します。先攻2ターン目に攻撃ができれば、後攻2ターン目に「ボスの指令」を使われることも痛くありません。何よりもまず先攻2ターン目に「ボスの指令」を使われなくても「キュワワー」をきぜつさせられてのスタートが痛いことは言うまでもありません。
また、もし攻撃開始が先攻3ターン目になってしまってもそれまでに相手が行動できたのは2ターン、攻撃できたのは1ターンでしょう。これは後攻2ターン目と同じ状況です。先攻3ターン目=後攻2ターン目と考えたらイニシアティブを取れる可能性を考えて先攻を選択することは明らかです。

・「クライマックスゲート」を介さない展開も存在する。
「かがやくムゲンダイナ」がサイド落ちしていた場合、「クライマックスゲート」の使用には「ヒスイのヘビーボール」が必須になります。
ただ、確定サーチ能力の乏しいこのデッキでは「ヒスイのヘビーボール」を手札に加えることも簡単ではありません。
そこで、「ジュラルドンV」を採用することで「ジュラルドンVmax」を苦手とする対面には「クライマックスゲート」を使わずに戦うことができます。

よってデッキを練る際にも
・じゃんけんで勝ったら先攻を選択する前提で
・「ジュラルドンV」を1枚採用した
・「ロスト型かがやくムゲンダイナデッキ」
を考えるようになりました。

構築の最終形

デッキコード:kvffVV-70uPSY-VkFV5f

この画像は本noteのサムネイルと同じものです。

細かくは紆余曲折を経ていますが、基本的には前述の項目を重要視してこのデッキリストにたどり着きました。
これはたらればですが、もしも明日にチャンピオンズリーグがあるとしてもこの60枚を使用します。

カード採用の根拠-最終形

ポケモン 13枚

かがやくムゲンダイナ*1

トレーナーズウェブサイト/かがやくムゲンダイナ

本デッキのコンセプトとなったカードです。
強制的にターンを終了してしまうデメリットと引き換えにデッキからポケモンVmaxを2枚まで呼び出せます。
ポケモンVmaxを1枚しか呼び出さないパターンもあります。

ウッウ*1

トレーナーズウェブサイト/ウッウ

ポケモンVmaxを2枚アタッカー起用するだけだと正直に撃ち合う対面ではサイドレースが有利にならないため、サイド1のポケモンを噛ませるプレイが有効で、その枠として採用しました。
この枠にポケモンVを採用するとサイドを1+2+3で獲得されてしまう展開が生まれるため「ウッウ」が適任と言えます。
噛ませられるときに噛ませるようなカードであるため1枚の採用ですが、枠に余裕があれば2枚採用したい気持ちもあったカードです。

キュワワー*4

トレーナーズウェブサイト/キュワワー

「はなえらび」によりリソースを伸ばしたり、ロストゾーンにカードを貯めたりすることができます。
「マナフィ」を採用していないため、「げっこうしゅりけん」で簡単に狩られてしまいます。よって展開を控えめにすることも少なくありません。
デッキの初動を支えるカードで、複数枚展開できる可能性を高めたいため最大枚数採用しています。

ヤレユータン*1

トレーナーズウェブサイト/ヤレユータン

「さるぢえ」でデッキにポケモンVmaxやエネルギーを返すことで「クライマックスゲート」や「ミラージュゲート」を強く使えるようにします。
また、「マリィ」による手札干渉への対策として「アクロマの実験」や「ボスの指令」をデッキトップに置くプレイもよく行います。
「ウッウ」のように絡ませたいときは使うくらいのカードであるため1枚の採用です。

ジュラルドンV*1、ジュラルドンVmax*3

トレーナーズウェブサイト/ジュラルドンV
トレーナーズウェブサイト/ジュラルドンVmax

本デッキのメインアタッカーです。
「まてんろう」と「キョダイフンサイ」の効果により、メタカードであり且つメタカードに強い優秀なポケモンと言えます。
単体のスペックが高く、1枚展開するだけでもデッキによっては詰むリスクがあるカードであるためVを1枚、Vmaxを3枚採用しました。

そらをとぶピカチュウVmax*1

トレーナーズウェブサイト/そらをとぶピカチュウVmax

「ダイバルーン」の追加効果により「ロストバレットデッキ」全般や「レジギガスデッキ」に対してのメタカードとして採用しています。
また、雷タイプであることを活かして「オリジンパルキアVSTARデッキ」に対しても使います。
にげるエネルギーが0であること、ワザの要求エネルギーが簡単であることもあり、エネルギーのサイド落ち内容が苦しいときや他のポケモンVmaxがあまり刺さっていないときに使うシチュエーションもありました。
あくまでサブアタッカーであり、「ヤレユータン」を採用していたこともあり1枚の採用に抑えました。

れんげきウーラオスVmax*1

トレーナーズウェブサイト/れんげきウーラオスVmax

参考にしたとーしん選手のデッキリストには採用されていなかったポケモンVmaxです。
CL京都から比較して「ルギアVSTARデッキ」などの使用率が落ちていた裏で「アルセウスVSTAR」を軸としたアーキタイプが流行していたこと、「アルセウスジュラルドンデッキ」に不利がついていたことが弱点であったため、「アルセウスVSTAR」に強いポケモンVmaxとして採用しました。
「ミラージュゲート」を使わずとも「アルセウスVSTAR」を一撃で葬れるポケモンとして相性改善に活躍してくれました。
また、「ガラルマタドガス」を使うデッキに対しても「ミラージュゲート」を使わずに「ガラルマタドガス」を倒せるため刺さります。
「そらをとぶピカチュウVmax」と同じ理由で1枚の採用です。

グッズ 23枚

クイックボール*4、ヒスイのヘビーボール*1、バトルVIPパス*4

トレーナーズウェブサイト/クイックボール
トレーナーズウェブサイト/ヒスイのヘビーボール
トレーナーズウェブサイト/バトルVIPパス

軌道に乗ればそのままメタバレットとして戦いきれるデッキであることから「クイックボール」と「バトルVIPパス」は最大枚数、サイド落ちのケアとして「ヒスイのヘビーボール」を1枚採用しました。
先攻を選択するコンセプトから、一部の「ロストバレットデッキ」が後攻を選択する理由となっている「バトルVIPパス」を減らすことも試しましたが、前述の通りこのデッキは軌道に乗ることが重要であるため最終的には4枚の採用にまとまりました。

ポケモンいれかえ*4、あなぬけのヒモ*2、回収ネット*4

トレーナーズウェブサイト/ポケモンいれかえ
トレーナーズウェブサイト/あなぬけのヒモ
トレーナーズウェブサイト/回収ネット

「はなえらび」を使いまわすためのいれかえ手段としてこれらのカードを採用しました。
基本のいれかえ手段になる「ポケモンいれかえ」と相手への妨害にもなり得る「あなぬけのヒモ」の採用枚数で悩みましたが、「ルギアVSTARデッキ」対面で「ジュラルドンVmax」を「イベルタル(s4a)」の「アメイジングデス」できぜつさせられたようなシチュエーションで使えない「あなぬけのヒモ」の採用枚数を抑える形で落ち着きました。

ミラージュゲート*4

トレーナーズウェブサイト/ミラージュゲート

「ジュラルドンVmax」と「そらをとぶピカチュウVmax」の要求エネルギーを満たすために採用しました。正確にはこのカードがあるからロスト型で「かがやくムゲンダイナ」のデッキを組みました。
ゲーム中に2枚使用したいカードであるため最大枚数採用しています。
また、無理やり「キュワワー」らのにげるエネルギーを用意するためにも使います。

ポケモンのどうぐ 3枚

ビッグパラソル*2

トレーナーズウェブサイト/ビッグパラソル

「アメイジングデス」や「ロストマイン」、「ダイショック」などへの対抗カードとして採用しました。
「ルギアVSTARデッキ」に対して「ジュラルドンVmax」を2枚用意しながら「ビッグパラソル」をつけたり、各種「ロストバレットデッキ」に対して「そらをとぶピカチュウVmax」単騎の状況をつくり「ビッグパラソル」をつけたりするとエクストラウィンに近い状態を作ることすらできます。
2枚使うこと展開があること、素引きの嬉しいカードであることなどを考え、2枚採用しました。

森の封印石*1

トレーナーズウェブサイト/森の封印石

ポケモンVSTARを使用しないデッキであるため引いたらラッキーのカードとして1枚採用しました。
サポート各種やメタカードの「ビッグパラソル」、キュワワーを狩られないようにするための「回収ネット」、「頂への雪道」のリアクションとなる「トレーニングコート」などを持ってくる機会が多いです。

サポート 8枚

アクロマの実験*4

トレーナーズウェブサイト/アクロマの実験

ドローとロストゾーンを同時に加速させるウルトラカードでロストギミックを使用する以上最大枚数採用しない理由が無いため4枚採用です。
デッキ調整中にはこのカードを使える確率を高めるために「ポケギア3.0」を試すこともありました。

ボスの指令*3

トレーナーズウェブサイト/ボスの指令

前述の通り先攻2ターン目の「ボスの指令」は最強の行動です。
このデッキでは「ミラージュゲート」を使用するために「アクロマの実験」をプレイする機会が多いですが、「はなえらび」の回数が上振れた試合と「しっぷうづき」から動き始める試合では先攻2ターン目の使用があり得ます。
先攻2ターン目に使わなくとも、サイドレースを簡単にでき、勝つ試合で絶対に勝つ、負けそうな試合の勝ちの因を探すためにも3枚採用したいカードでした。

キバナ*1

トレーナーズウェブサイト/キバナ

「はなえらび」と「アクロマの実験」により縦のドローが強いこのデッキにおいて、確定サーチを組み込むことはデッキを大きく強化しました。
また、エネルギーのやりくりをしやすくするカードの1枚としても採用しています。

スタジアム 2枚

トレーニングコート*2

トレーナーズウェブサイト/トレーニングコート

環境トップの「ルギアVSTARデッキ」と戦いやすくするために「シンオウ神殿」の採用などを考えていましたが調整の末、このカードの採用に至りました。
理由は簡単で、前述の懸念点であるエネルギーのやりくりを簡単にしてくれるためです。「はなえらび」により選択のシーンが多いこのデッキにおいて試合をシンプルにするカードは時間切れ防止として優秀です。実際にこのカードがあるからにげるエネルギーとして基本エネルギーを使いやすくなったので採用してよかったカードです。

エネルギー 11枚

基本雷エネルギー*2、基本闘エネルギー*3、基本鋼エネルギー*6

3種類のポケモンVmaxを動かすために3色の基本エネルギーを採用しました。
前述の通り、エネルギーのやりくりを意識したデッキリストであるためこれだけの枚数採用していればエネルギーが足りない展開も基本有りません。

主要デッキタイプへの基本戦術

主要デッキに対してどのような戦術を取るのか、何を意識してプレイするのかを簡単に箇条書きで記します。選択のシーンの多いデッキですので言葉で伝えきれない現場での判断が多いデッキですので実際に使ってみることをお勧めします。

対「ルギアVSTARデッキ」

・「ジュラルドンVmax」の「まてんろう」を押し付ける戦い方をする。
・「ビッグパラソル」を用いることで「アメイジングデス」に耐性をつける。
・「ムーランドV」の「おかわりファング」で「キュワワー」を取られると「ジュラルドンVmax」を2枚押し付ける展開ができないことが大いにあり得るため、ロストゾーンにカードが7枚以上溜まったら「回収ネット」で「キュワワー」を手札に戻したい。
・たねポケモンのアタッカー起用が多いため、サイド落ちの内容などによっては「そらをとぶピカチュウVmax」を呼び出すこともある。
・「頂への雪道」を採用しているケースも十分存在するため、「トレーニングコート」は少し大切に使いたい。

対「ミュウVmaxデッキ」

・「ジュラルドンVmax」の「まてんろう」を押し付ける。
・「頂への雪道」を採用しているケースが多いため、「トレーニングコート」は大切に使う。

対「ロストバレットデッキ」

・「ビッグパラソル」をつけた「そらをとぶピカチュウVmax」の単騎か、「あなぬけのヒモ」のケアをしながら「そらをとぶピカチュウVmax」含むポケモンVmax2枚を押し付けたい。
・「ビッグパラソル」で「ロストマイン」への耐性をつけたい。

対「アルセウスジュラルドンデッキ」

・先攻なら「しっぷうづき」の圧力をかけることで「アルセウスV」を2枚展開することを要求する。
・後攻ならウッウ含め全力のサイドプランを押し付け総力戦をする。

それ以外のデッキにも基本的には
・「まてんろう」と「ダイバルーン」から刺さるものがあるのか。
・純粋に撃ち合ったときにどうサイドレースが進むのか。
・雷、闘タイプが弱点なのか。
ということを軸に考えています。

当日のマッチアップ

1回戦
vsロスト型レジドラゴVSTAR
後攻 負け
どのポケモンVmaxも刺さらないマッチアップで、相手の「あなぬけのヒモ」が苦しく敗北。

2回戦
vsオリジンパルキアVSTARはくばバドレックスVSTAR
後攻 勝ち
「そらをとぶピカチュウVmax」により「オリジンパルキアVSTAR」の弱点を突くことができたので「ボスの指令」で押し切ることができました。

3回戦
vsオリジンパルキアVSTARアローラロコンVSTAR
先攻 勝ち
「ジュラルドンVmax」のスペックの高さにより、「ダブルターボエネルギー」を付けた「アローラロコンVSTAR」との打ち合いで明確に有利だったので有利なサイドレースを展開できました。

4回戦
vs雷型アルセウスVSTAR
先攻 勝ち
自分の上振れと相手の下振れがぶつかったため、イージーウィンとなりました。

5回戦
vsアルセウスVSTAR型ヒスイヌメルゴンVSTAR
先攻 負け
序盤全く動けず事故負けとなりました。

振り返ると四強だと考えていたデッキには当たらず、ドローの内容も良いとは言えなかったのでまぁ運が悪かったのかなぁといったところでした。
ただ「ルギアVSTARデッキ」たちが勝っている裏で勝負の場にいるデッキを考え切れていなかったことが敗因ともいえます。

おわりに

この度は本noteを読んでいただき有難うございました。
はじめに述べたようにこのnoteの内容が何かしらの形で参考になっていただけたら幸いです。
「ロスト型かがやくムゲンダイナデッキ」は様々な戦いができて非常に魅力的なデッキなのでぜひ使ってみていただけたらと思います。

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