ICT支援員能力認定試験について #1

リュディアです。皆さんは ICT支援員という制度をご存じですか?文科省のこのページを見ると次のように定義されています。

学校における教員のICT活用(例えば、授業、校務、教員研修等の場面)をサポートすることにより、ICTを活用した授業等を教員がスムーズに行うための支援を行う。(地方公共団体で配置されているICT支援員の数は平成25年度末で約2,000人)

つまり学校教員がICTを活用した授業や公務を行う際に、教員のサポーターとして従事する仕事です。具体的な業務の例があげられています。

<ICT支援員の具体的な業務>
●機器・ソフトウェアの設定や操作、説明
●機器等の簡単なメンテナンス
●機器・ソフトウェアや教材等の紹介と活用の助言
●情報モラルに関する教材や事例等の紹介と活用の助言
●デジタル教材作成等の支援

企業で言うと、いわゆるシステム管理者 + ICTに特化した秘書みたいな感じですかね。ちなみに ICT = Information and Communication Technology、つまり情報通信技術という意味です。この ICT 支援員というのは主に小学校、中学校、高等学校に配属される形ですが、実際には複数の学校を同時に受け持つことが多いようです。2022年には4校に1人のICT支援員を配置することが目標となっていましたがどうなのでしょうか。

この仕事の難しいところは、すべての教員のICT/ITスキルの最低ラインが担保されていないことにあります。私はパソコンとかまったくダメ、という人から、業務で使う程度であればストレスなく使えるという方まで幅が広い、ここがこの仕事の対応の難しさになるのだと思います。年配の方はITスキル無しでもやってきた、という自負もあるでしょうし扱いも難しそうですね。

ICT支援員にはいわゆる必須資格はないのですが、合格していると有効?とされる試験があります。それがICT支援員能力認定試験です。

昔の情報処理技術者1種とか2種も同様なのですが、IT/ICT系の資格は変化のスピードが速すぎてすぐに陳腐化しちゃうんですよね。私は各項目の記憶を確認したり、具体的な操作方法よりは本質的な動作の理解が必要だと思います。例えば Windows の操作方法よりは OS とは何をしているのか?を理解している方の方が知識は陳腐化しないことは理解いただけますよね。

今回、私はICT支援員能力認定試験を受けます。もちろん初めてです。勉強方法も正しいのかどうかわかりませんが、何をした、という履歴はのせていきたいと思います。自分でも久しぶりのこの手の試験を受けることになるのでドキドキですが、また情報を公開していきたいと思います。

では、ごきげんよう。

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