高等学校 情報Iの要点 用語 ビデオ会議システム

リュディアです。皆さんが接することの多い用語について教科書より深く見て考えてみる用語の説明です。今回はビデオ会議システム という用語を見ていきます。

コロナ禍で学校が休業になった際に電話会議システムを使ったリモート授業を行う機会があったと思います。今まで一部のビジネスマンだけが利用していた電話会議システムが一般の方に普及したタイミングとなりました。

最初に使った電話会議システムは Zoom でした、という方が多いのではないでしょうか?なぜ Zoom が普及したのでしょうか?歴史のあった電話会議システムは Webex(ウェブエックス)か SkyPe でした。Zoom は Webexの元従業員が作ったシステムです。WebExは優れたシステムですが、その元従業員はWebex 導入段階での面倒さを理解していたのだと思います。

利用に制限はあるものの無料でアカウントを作成でき、電話会議システムを利用可能

利用制限が一般の会議では気にならなかった、人数制限や会議の時間制限など

主催するのでなければアカウントすら不要、主催者が参加者のメールアドレスに通知するのみ

無料でも品質はそれなりに良かった、つまり安かろう、悪かろうではなかった

このような理由で学校のオンライン授業でも当初は Zoom が使われていたと思います。しかしその後、Microsoft Teams に移行が進んだと思います。なぜだかご存知ですか?セキュリティの問題があったためです。ここで詳細については記載しませんので以下の記事を参照してください。

その結果として Microsoft Teams に移行した方が多いと思います。私は元々 Zoom のセキュリティの問題は知っていたので Microsoft Teams での電話会議を行っていました。

皆さんがこれから高校、大学や就職先で使う電話会議システムは、現段階では以下のものが考えられます。

Zoom
MS Teams (Skype は Teams に統合される予定なので記載しません)
Google Meet(以前の Hangouts Meet)
WebEx

Apple製品同士だと FaceTime も使うかもしれませんね。他にビジネスチャットツールとして Slack を導入していると Slack のビデオ会議システムを利用するかもしれません。でもここくらいまでです。ここでも日本製のものはありませんね。メッセンジャーアプリのまとめでも書きましたが日本では世界レベルで普及するようなアプリが開発されていないのです。何とか打破したい、あるいは皆さんの世代で打破してほしいと思うのですが何とかならないでしょうか。

では、ごきげんよう。

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