手紙とはがきの値上げ

リュディアです。手紙とはがきの料金が30年ぶりにあがるそうです。手紙は84円だったのが110円になるそうです。

今、手紙やはがきの値段を聞かれてすぐに答えられる人はどれくらいいますか?仕事でしょっちゅう郵便局を利用するような特殊な環境におられる方以外は知らないと思うのです。年に何回使います?使ったとしても郵便局に持っていて、値段聞いて、その場でキャッシュレスで支払って、という感じの方が多いと思うのです。

郵便局の設置件数について2022年用年賀状についてのまとめを過去に作っています。

これらのまとめを作ったときも思ったのですが、郵便局という組織は経営層や局長といった上層部がいかに逃げ切るかだけを考えていて、もうどうにもならない組織なんだな、と思いました。普通に考えてデジタル化が進み、なおかつ人口減少が進む日本で成立するわけがないビジネスです。また宅急便なども、ヤマトや佐川が手を出さない不採算領域で量を稼いでいるだけなので。。。

この2年くらいはサービスの悪化もひどいですね。今や普通郵便は土日祝は配達されないのです。参入障壁が異常に高いビジネスを独占し、かつサービス悪化、料金上昇なので、おそらく日本郵便が予測しているより早いペースでさらに悪い状態になると思います。今回の値上げでも1年で赤字になるとのことですが何のための値上げなんですかね。

私が思うにまずやるべきことは都市部で何軒もが近くにある郵便局の統廃合です。またそれに伴う陣人削減もですね。しかしこれができないのでしょうね。特定郵便局の関係もありますし、地主さんとの関係もありますし。誰もが問題だと思っていても利権の巣窟のようになっているからどうにもならないという典型的な組織です。若い方は就職でこの組織を目指さないようにした方がよいです。昔であれば郵便局というのは公務員的な感じで安心だったのかもしれないですが、今はこの手の仕事はどんどん淘汰されていきますし最初にこのような組織で仕事をすると転職もできなくなります。この組織は最後には税金で救済するのかもしれませんね。本当に闇の深い組織です。

では、ごきげんよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?