2023年版情報通信白書より #14 ~ デジタル活用の動向
リュディアです。2023年7月4日に総務省が2023年「情報通信に関する現状報告」(2023年版情報通信白書)を公表しました。少しずつ内容を見ていき皆さんとも要点だけ共有したいと思います。
今回は4章11節のデジタル活用の動向を見てみます。白書はいろいろなトピックに分かれているのですがいくつか興味深い点だけ見てみます。まずは国内のインターネット普及率です。
こんなものかな、という感じですね。だいたい85%程度です。母集団の定義がされていませんが、赤ちゃんは別にしてお年寄りで特に使っていない方もおられることを考えればこんな感じでしょう。白書の文中に端末別のイ ンターネット利用率(個人)は、「スマートフォン」(71.2%)が「パソコン」(48.5%)を22.6ポ イント上回っている。と書かれています。意外にパソコンを使う方もおられるのだなという印象です。
次に年齢別のインターネット利用率です。これも、こんなものか、とう感じです。
気になったのはこちらのです。先ほどの年齢分布の高齢の方が年金収入等で収入が低く連動しているのであればいいのですが、若い方で世帯年収が低い方がここに飲み込まれるようであれば問題だと思います。
行政も含め生活全般がデジタル化しつつある今、高齢化による認知能力の低下は仕方ないとして世帯収入によりデジタル化に馴染めない子供になってしまうことは避ける必要があります。デジタルデバイドというキーワードも一時期よりは聞かなくなりましたが、家庭の経済状況により次世代を担う子供たちへのデジタルデバイドだけは避けなければなりません。日本は良くも悪くも新しい技術への移行が遅いので、こういう時こそ若年で取り残される方がいないようにする必要があると思います。
では、ごきげんよう。
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