ゴミの最終処分場の残余年数は短い?#1

リュディアです。東洋経済オンラインにごみを平気で出す人が知らない埋立地の残り年数 最終処分場「残余年数」首都圏30.1年、近畿圏19.6年という記事がありました。

勉強になりました。大阪にもごみの埋め立て地があるのは知っていたのですが、焼却をした後の灰も埋めるんですよね。それが最終処分場です。私が間違っていたのですが、焼却すると当然のことながら灰ができますね。でも燃やすと何となく「何もなくなる」ような気がしていたんです。本当に愚かでした。それだけでも勉強になりました。

そして、最終処分場に灰などを埋めることのできる残余年数が首都圏は 30.1年、近畿圏は19.6年とのことです。私はそんなに近い未来なのか、と驚きました。皆さんはいかがですか?たかだか20年、30年で最終処分できなくなるのです。実際に使い切るまではいかないと思うので、その5年や10年前から、最終処分する場所がないという話は出てくるでしょう。そう考えると近畿圏ではあと10年程度で、残余年数が10年になるわけです。すごく近い未来ですよね?そこで一度、自分の住んでいる大阪市に関してゴミの処分について調べてみました。

まず大きなレベルから見ていきます。東洋経済オンラインの中でも参照されている環境省の一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和3年度)についてというページを見てみます。令和3年度における全国の一般廃棄物(ごみ及びし尿)の排出及び処理状況等の調査結果を取りまとめたものとのことです。

(1) ごみ総排出量は4,095万トン(東京ドーム約110杯分)、1人1日当たりのごみ排出量は890グラム
(2) ごみ総排出量、1人1日当たりのごみ排出量ともに減少。
(3) 最終処分量は前年比5.9%減少。リサイクル率は横ばい。
(4) ごみ焼却施設数は減少(1,056施設→1,028施設)。
(5) 発電設備を有するごみ焼却施設数は全体の38.5%であり、昨年度の36.6%から増加。
(6) ごみ焼却施設における総発電電力量は増加(10,452GWh、約250万世帯分の年間電力使用量に相当)。
(7) 最終処分場の残余容量と最終処分場の数は概ね減少傾向にあり、最終処分場の確保は引き続き厳しい状況。
(8) ごみ処理事業経費はやや増加。

今回のまとめはまず問題提起とし、次回から細かく見ていきましょう。

では、ごきげんよう。

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