令和5年度マンション総合調査 #3

リュディアです。引き続き国交省が発表した令和5年度マンション総合調査を見ていきましょう。

今回は電気自動車充電設備について見てみます。

電気自動車充電設備が設置されているマンションはわずか 5.7%です。最近のマンションの一部が対応しているだけで古いマンションにはほとんど無いのでしょう。ただしこれも今後は注意が必要だと思います。日本では 2035年までに乗用車新車販売における電動車の比率を100%にする目標をあげています。また東京都では2025年4月より、一定規模の新築建築にはEV充電設備が必須となるようです。このようになると古いマンションはEV充電設備が無いと値崩れしそうですね。日本で普及している HV(ハイブリッド)が充電器が不要なタイプなので意識していない方も多いと思うのですが、PHVが普及し始めると充電設備の有り無しが重要になると思います。

最近は建売住宅でも充電設備が設置済の戸建て住宅を見かけるようになりました。世界的なガソリン車を無くす動きもあるので止めることはできないと思うのですが、マンションでは皆さんでどのように対応するのでしょうか。車を持つ人、持たない人、HV車を持つ人、持たない人でもめ事が発生しそうですね。いろいろ大変です。

では、ごきげんよう。

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