2022年の新聞発行部数について #3

リュディアです。引き続き新聞発行部数についてまとめます。次のリンク先の表を情報源としました。

今回は日本の世帯数と世帯当たりの部数です。表とグラフを次につけます。

世帯数は最初何のことかよくわかりませんでしたが、日本国内の世帯数とのことです。核家族化が進んでいることもあり世帯数は増加していますね。オレンジ色の棒グラフが世帯数を表しています。その一方で世帯あたりで新聞を購読している部数を計算で出すと今は0.53 とのことです。つまり世帯単位で見たときに半分の世帯しか購読していないということです。

高齢の方が中心の世帯では新聞を購読していますが、若い世帯では購読していません。今の団塊の世代が新聞購読者の中心世代であると考えると、この世代が新聞を読まなくなる、読めなくなる年代に入るとさらに加速度的に新聞の発行部数は減ってしまいますね。

誰も必要ないなら廃れればよいだけなので、紙媒体がなくなるのはよいのですが、なぜ日本ではオンラインの有料新聞が普及しないか理由を考えるべきだと思います。例えば購読料を半額にしてオンラインの有料新聞を準備したとしてニーズがあるでしょうか?おそらく購読者数は増えないですね。意味するところはコンテンツが魅力的ではないということです。オンラインの有料コンテンツで成功するのは日本経済新聞だけで他の新聞社が指をくわえて眺めているだけ、という状態が続くのであれば、どちらにしても未来はないですね。

では、ごきげんよう。

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