令和5年度マンション総合調査 #5

リュディアです。引き続き国交省が発表した令和5年度マンション総合調査を見ていきましょう。

ここまでいくつかの項目について見てきましたが、マンションもいろいろな問題を抱えているのだなと改めて思いました。戸建てもマンションもいずれもが抱えている問題、マンション独自の問題の2つにわけて考えてみます。

住宅ローンの金利上昇リスク

これは戸建てもマンションもいずれもが抱えているリスクですね。特に今のように金利上昇の圧力がかかっている状況だと不気味な感じがします。特に住宅ローンの返済を始めたばかりの家庭にとっては返済スケジュールに大きく影響します。

管理費、修繕積立費上昇リスク

細かい話をすれば戸建て住宅でも維持費は必要なのですが、自分が我慢をすれば問題を先送り可能であるのに対してマンションは強制で時期や金額が決まることがリスクですね。今の時代は以下が管理費、修繕積立費の上昇要因になります。
1. 人手不足による人材コストの上昇
2. 輸入材料の物価上昇リスクに加え為替レートの上昇リスク

結局、家を持つということは、いずれにしろ大きなリスクを抱えるわけです。金融政策でいえば日本は金利をあげるか、円安を許すかの二択であると言われています。今は円安で物の値段があがっていますが、円安を阻止するため金利をあげると変動金利の住宅ローンを抱えている方が大きなダメージをくらいます。今の政策はみんなで貧しくなろうという政策だと言われています。本当にそうなのかどうかはわかりませんが、政策や海外の動向は急に変動するものです。どのような状態になっても自分のことは自分で守るくらいのつもり冷静に情報を集め、気をつけて生活していきたいと思います。

では、ごきげんよう。

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