ICT支援員能力認定試験について #4

リュディアです。試験対策をどうするか調査、検討していましたらICT支援員能力認定試験に関するFAQというページを見つけました。

まず最初にICT支援員が身につけるべき能力や役割を理解するために以下の2つの資料が提示されています。

  1. ICT支援員ハンドブック、一般財団法人コンピュータ教育推進センター、ICT支援員の養成に関する調査研究委員会、平成25年度

  2. 学校のICT活用・GIGAスクール構想を支える ICT支援員、[JNK4]情報ネットワーク教育活用研究協議会 代表:永野和男 (監修), ICT支援員 編集委員会 (著)、日本標準 (2021/9/22)

1つめの資料はこちらからPDFをダウンロード可能です。2つめの資料は一般の書籍なので購入するか図書館で借りるかする必要があります。アマゾンでも扱っています。Kindle 版は無いようです。

ダウンロード可能なPDFも書籍もまた別途見る機会を設ける予定です。ここでは紹介のみで先に進みます。

同じページに出題領域が書かれています。前の記事で試験はA領域B領域の2つにわかれていて A領域は CBT いわゆるコンピュータでの選択問題であることを書きました。A領域の出題領域は次のようになっているそうです。私のようなもともとがIT系の人間から見る c, d, e が想像のつきにくい領域になります。

a) 教育現場や情報技術などでの基本的用語
b) 教育現場で利用されるアプリケーションソフトやファイルの操作
c) 現場で生じる問題に対する状況判断や対応
d) 教育現場で利用されるハードウエアやソフトの設定
e) 学校特有の問題に関する理解(職務、子どもの扱いなど)
f) 情報モラルの指導・セキュリティに関する知識

もちろん有料ですが e-learning も用意されているようです。また教育情報化コーディネータ3級の問題集も試験に役に立つという記述があります。実際には問題集はなさそうなので、前の記事で言及した過去問にあたるのがよいということなんでしょうね。

そして最後に 2013年のものですが、A領域の4問、B領域の問題が公開されています。かなり古いですが出題の雰囲気を掴むにはいいですね。ただA領域もB領域も全体的にまったりしているというか正解、不正解がグレーなものが多くないですかね。

B領域については、何らかの問題が発生したという設定が出題され、問題内容を把握できているか、その内容を先生方にわかりやすく説明できるか?を動画提出により評価するようです。同じページの末尾に具体的な問題例と評価基準がどこか?といったことが書かれています。こちらはちょっと大変かもしれないですね。

では、ごきげんよう。


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