宗教についてのデータ #1

リュディアです。先日、宗教に関する本を読み、宗教についてのデータを調べてみたいと思いました。初回である今回は日本人が信仰する宗教についてみてみます。情報源は文化庁の宗教統計調査結果のページです。

このページの中の令和3年12月31日現在(※政府統計の総合窓口(e-Stat)のホームページへリンク)にアクセスし、エクセルファイルをダウンロードしました。では見ていきます。最初に法人数を見てみましょう。法人数と全体に占めるパーセント表記を以下につけます。

厳密に分類されているので2次元の表になっていますが、右端の合計の列だけ見てみましょう。神道系と仏教系がそれぞれ45%程度です。キリスト教系を含むその他が10%という感じですね。ただ私は「法人数」という概念自体がよくわからなかったのでまず法人数について調べてみました。文化庁のページに詳しく記載されていました。

文化庁のページによると「宗教法人とは宗教団体が都道府県知事若しくは文部科学大臣の認証を経て法人格を取得したもの」と定義されています。また宗教法人は単位宗教法人と包括宗教法人に分類できるとも書かれています。以下、説明を抜粋します。

神社,寺院,教会などのように礼拝の施設を備える「単位宗教法人」と,宗派,教派,教団のように神社,寺院,教会などを傘下に持つ「包括宗教法人」があります。単位宗教法人のうち包括宗教法人の傘下にある宗教法人を「被包括宗教法人」,傘下にないものを「単立宗教法人」といいます。

いろいろと分類があるんですね。私も神社が宮内庁管轄のものと都道府県管轄のものがあるという程度は知っていましたが法人単位でこのような細かい分類があることは知りませんでした。このページに宗教法人の種類を詳細に分割した表が掲載されているので以下につけておきます。

このようにみるとすごい数ですね。ただ私たちの感覚としては法人数は神社の数、お寺の数、教会の数という程度でとらえておけばよいと思います。では次に神社とお寺について都道府県別にみてみましょう。それぞれ神社数、寺院数の多い順に都道府県を並べています。

神社数が最も多いのは新潟県でした。寺の数が多いのも愛知県でした。驚きました。神社や寺が多いイメージの奈良、京都は少ないですね。データを調べるといろいろなことがわかるものです。今回は法人数についてみてみました。

では、ごきげんよう。

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