2023年版情報通信白書より #8 ~ 放送・コンテンツ分野の動向

リュディアです。2023年7月4日に総務省が2023年「情報通信に関する現状報告」(2023年版情報通信白書)を公表しました。少しずつ内容を見ていき皆さんとも要点だけ共有したいと思います。

今回は4章3節の放送・コンテンツ分野の動向を見てみます。放送産業の市場規模(売上高集計)の推移と内訳を見てみましょう。

NHKも併せて2021年度の放送産業全体の売り上げが 3兆7千億円程度なんですね。驚きました。放送産業はもっと巨大なビジネスだと思っていましたが、小さいビジネスを小数の会社、社員で運営し、個々人は高額の収入というモデルのようですね。パナソニック一社の売上が7兆円程度なのでその半分のマーケットをTV関係者全員で取り合いしているようです。これで今のようなTV離れがおこり、連動して広告収入が落ちるとすぐにボロボロになりそうですね。

次にNHKの契約者数を見てみましょう。前に別の記事でも書きましたけどケーブルTVを契約したら全員強制でNHKの衛生契約も加入させられるの何とかなりませんかね。たまに見るから地上契約だけならいいんです。衛生契約が高くて本当に困ります。ここでも衛生契約者数と地上契約者数がほぼ同じとか何も感じないですかね。衛生契約はいらないんです。

次に我が国のコンテンツ市場の内訳(2021年)を見てみます。こちらの方が市場としては大きいのですね。12兆円の市場です。

地上テレビ番組のシェアが大きいですね。その次は何とゲームソフトです。そして最後に広告費の推移です。

世界で見るとTV広告は増えているのですね、驚きました。もちろんそれ以上の率でデジタル広告は増加しています。日本ではTVは思ったほど減っていないです。横這いと言ってもいいくらいですね。その一方で新聞、雑誌の広告は減っていますね。そしてインターネット広告は大きく増えています。TV広告も下火であるという報道をよく見ますが広告費で見る限りはあまり変わらないという結論になります。

正直、あまりに意外なデータもなくたんたんと進めてしまいました。

では、ごきげんよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?