経産省 未来人材ビジョンについて #10

リュディアです。引き続き経産省の未来人材ビジョンを見ていきます。

未来人材ビジョンについて についてのまとめへのリンクをまとめておきます。

元となったページは次のリンクです。このリンクの中に本まとめの元になった未来人材ビジョンのPDFへのリンクもあります。

今回は好きなことに夢中になれる教育への転換についてです。大きな目標の1つですね。

方法論として一人ひとりの認知特性・興味関心・家庭環境の多様性を前提に、時間・空間・教材・コーチの組み合わせの自由度を高める方向に転換し、子どもたちが好きなことに繰り返し挑戦したくなる機会を増やしていく。とのことです。またそのための具体策も提示されています。

具体策については資料を読んでもらえばいいと思うのですが、私にはポエムにしか見えなくて、結局何もかも中途半端に感じました。個人的には台湾を見習ってはどうかなと思ってます。台湾は自分たちの生き残る道をどん欲に探り、そこにリソースをつぎ込んでいます。若者は台湾の国策である半導体や液晶などの業界に夢を持ち、また業界は高い給料を支払いうことで魅力を高めています。

また教育に関しても台湾の2030年バイリンガル国家政策は有名ですね。もともと日常的に使う言葉は北京語であり、さらに実際に使える英語を身につけ若者は全員英語を使えるようにしようというものです。中国語 + 英語を使えれば学業やビジネスの観点からはほぼ無敵と言って良いですね。ちなみに台湾では今現在でも IT系の若い人材はほぼ全員、中国語と英語を使える印象なので、さらに偏りを無くしたいということなんですね。

もう日本の英語も中学3年くらいまでのカリキュラムで、後は実際に使えるようにしながら語彙を増やしていくというように変えた方がいいのではないでしょうか。

今回で未来人材ビジョンのまとめを終えますが、なかなか先行きが思いやられるというか、もはや手遅れというか。少なくとも公教育ではなく民間の塾などに期待したいと思います。こんな未来人材ビジョンを作る時間があったら仕事してほしい。。。というのが全体的な感想です

では、ごきげんよう。

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