児童手当の所得制限撤廃へ?

リュディアです。見出しは厳密ではありません。厳密には政府が3月末にまとめる「異次元の少子化対策」のたたき台に、児童手当の所得制限の撤廃、複数の子がいる世帯への加算、対象年齢の引き上げを明記することがわかった、というものです。

個人的には子どもに対する手当に親の所得は関係ないだろうと思ってるので当然という印象ですがなぜ制限を設けるのですかね。稼ぎ過ぎの罰子育ての罰と言われているように本当におかしな国になったと思います。

本件に関して注意すべきは、現在16歳以上の子供には扶養控除が適用されますが、それが無くならないかということです。もともと扶養控除と児童手当の関係は微妙です。児童手当の所得制限撤廃と同時に16歳以上の子供に対する扶養控除が無くなる可能性が高いと思っています。児童手当の所得制限が撤廃されてよかったと思うだけでなく扶養控除がどうなるかも注意してみていく可能性があります。

さらにこれから出産を控えている方には、出産費用の保険適用についても検討されているという良いニュースがあります。

産科にとっても出産を控える、あるいは予定されている方、双方に良いニュースだと思います。これらの施策が今の少子対策になるのかどうか、と言われると疑問ですが、少なくとも加速した少子の減速には役立つのではないかと思います。

では、ごきげんよう。


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