日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)について #1

リュディアです。国立社会保障・人口問題研究所が日本の地域別将来推計人口(令和5(2023)年推計)を公表しました。労働力不足や少子化が言われる時代ですのでまとめてみたいと思います。最近はエクセルのファイルが直接ダウンロードできるのでありがたいですね。しかし生データはなかなか見てもつらいものがあるので、私の主観で見たいデータをまとめてみたいと思います。

市町村レベルの情報まで含まれていますので、後はエクセルを使って必要な情報を抜き出せます。エクセルを使いこなす練習にもなりますので皆さんも是非、遊んで(?)みてください。まず各都道府県の人口を2020年から5年刻みで2050年まで抜き出してみました。

これは元データとして自分がまとめた、というだけでなのでここから減少率の表を作ってみます。5年ごとの減少率と2020年から2050年までの減少率をまとめてみました。

減少率なので正の値だと減少していることになります。東京都だけ一部で▲となっている部分がありますがこれは減少率が負、つまり人口が増加しているというわけです。さすが東京都という感じですが、その東京都でも2040年以降は人口減少となります。2020年から2050年までの人口減少率の大きな順に並び変えてみましょう。

東北地方の秋田県、青森県は40%の減少なのですごいことになっています。いわゆる首都圏と沖縄県のみが10%以内の減少率、他の大都市圏でも15%前後の減少率になっています。政令指定都市でも20%の人口減少なので相当な減少ではないでしょうか。半分くらいの都道府県で5年単位で5%の人口減少が続くというのはインパクトのある数字です。さらに大都市圏でも後年になるほど人口減少率が多くなっているのも嫌な感じがしますね。今回は都道府県別にざっくりとした数を見ましたので、引き続きデータを見ていきましょう。

では、ごきげんよう。


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