冬期オリンピックについて #3

リュディアです。引き続き冬期オリンピックについてまとめていきます。

前回までの 冬期オリンピックについてのまとめ へのリンクは以下を参考にしてください。

今回は参加国数参加人数について見てみます。夏季オリンピックのまとめでも同じことをしています。人数とは書いていますが競技に参加した方の人数です。また国の概念が微妙な部分もあるので厳密には国や地域というべきなのですが、このまとめでは国数という言葉を使います。参加国数と参加人数は開催を重ねるごとに増加してきているもの、と予測していますが事実を見てみましょう。もちろん政治的なボイコットによる減少は特殊要因として除外します。

まず参加国数と参加人数を表にしてみました。以下を見てください。

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この表をグラフにもしてみました。棒グラフが参加国数で左軸、折れ線グラフが参加者数で右軸です。

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夏季オリンピックでは1996年のアトランタ大会以降 200か国程度で安定していました。しかし冬季オリンピックでは今も増え続けています。参加国数は100程度なので夏季オリンピックの半分くらいですね。冬季オリンピックの競技は初期投資が必要なスポーツが多いので、国自体にある程度の豊かさが必要なのではないかと思われます。

次に参加者数を見てみましょう。2022年の北京オリンピックで見ると 2871人の選手数に対し中国が 639人、何と 4.5人に1人が中華人民共和国の選手となっています。自国開催ということもあると思うのですが、この人数はものすごくないですか?

中華人民共和国以外に選手数の多い国としては、アメリカ合衆国の 224人、日本の 124人、フランスの 86人となっています。フランスが日本よりも参加人数が少ないとは驚きました。あとロシアがドーピングの問題で特別な条件を満たした選手だけが ROC として参加しています。本来であればロシアからも大量の選手が送り込まれていたのではないでしょうか。

個人的な意見ですが、いわゆる黒人と呼ばれる種族の方が冬のスポーツに参入するとレベルが一気にあがるのかどうか見てみたい気がします。冬期オリンピックではまだほとんどみかけません。米国代表としてスケートやアイスホッケーで参加されているのは見たことがありませんが、何とか経済的な問題をクリアして、黒人の方たちにもウィンタースポーツに参加してもらえばもっとレベルがあがるのに、と期待しています。

では、ごきげんよう。


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