Python 反復処理 #4 for
株式会社リュディアです。今回は反復処理の for についてまとめてみます。
前回までの反復処理のまとめへのリンクは以下を参考にしてください。
上の 3 つのリンクに加えてイテラブルなオブジェクトとイテレータに関するまとめも事前に一読ください。
早速見ていきましょう。for は以下の構文に従います。
for 変数 in イテラブルなオブジェクト:
処理したい内容
次は具体的に見ていきましょう。文字列を使った for 文の例です。
str = 'abcdefg'
for c in str:
print(c)
>> a
>> b
>> c
>> d
>> e
>> f
>> g
イテラブルなオブジェクト str に対して変数 c に順次 a, b, c, .... と文字が設定され print 文で表示されるループ処理を行っています。
次は指定回数だけ反復処理を行う方法です。
for i in range(5): # range(0,5) でも同様
print(i)
>> 0
>> 1
>> 2
>> 3
>> 4
range(5) はイテラブルなオブジェクト [0, 1, 2, 3, 4] を返すことを以下の記事でまとめました。そのため、この記述方法で反復回数を指定して処理を行うことができます。
また while のまとめで行ったように breakによる中断、continue による継続も同様に作用します。break はループの外にジャンプ、continue はループの先頭にジャンプするのも同様です。
さらにこちらも while のまとめで行いましたがループ終了時の処理を else で記載することも可能です。
同じ内容なので以下に例だけ記載しておきます。
for i in range(5):ka
print(i)
else:
print('Else outside loop')
print('Finished loop')
>> 0
>> 1
>> 2
>> 3
>> 4
>> Else outside loop
>> Finished loop
今回は for についてのまとめでした。イテラブルなオブジェクトについての理解ができていれば難しくないと思います。また break, continue, else についても while でのまとめと同様であることを確認しました。
反復処理に関するまとめの続きは以下からどうぞ。
では、ごきげんよう。
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