高等学校 情報Iの要点 コンピュータとプログラミング前編 #7

リュディアです。高等学校 情報Iの要点 コンピュータとプログラミング前編 をまとめていきます。

高等学校 情報Iの要点 コンピュータとプログラミング前編のまとめへのリンクをまとめておきます。

今回は具体的なプログラミング言語について簡単にまとめてみます。アルゴリズムは特定の問題を解決するための手続きです。この手続きの内容をプログラミング言語で記載する、つまりコーディングすることでコンピュータが理解可能な形式となります。今後プログラムを書く作業をコーディングと表現します。

プログラミングではエディタと呼ばれるソフトウェアを使いコーディングします。エディタの代わりにWindows のメモ帳アプリでもよいのですが、コーディングに特化したエディタの方が効率がいいです。最近だと Microsoft がフリーで提供している Visual Studio Code が有名です。

以下のリンクに ITエンジニアが使いたいエディタトップ10 「Visual Studio Code」は3位 1位は? という記事があるので参考にどうぞ。サクラエディタや秀丸エディタも歴史のあるエディタです。

またいわゆるエディタは使わずIDEという統合開発環境に含まれるエディタ機能を利用する方もおられます。これは個人の好みですからどちらがよいという話では無いです。このまとめではエディタでプログラムのコーディングを行うこととします。

エディタでプログラムのコーディングを終えると、これをコンピュータが理解できる言葉に変換する必要があります。インタープリタコンパイラという別のプログラムを使ってコンピュータが理解できる言葉に変換します。コンピュータに指示を出すために、人間が見やすく理解しやすく考えやすく文法を準備したものがプログラミング言語であると理解してください。

プログラミング言語にはいろいろなものがあります。またどの言語でも良いのではなく用途に対して向き不向きがあります。例えば日本で、あるいは世界でプログラミング言語の人気ランキングがメディアで報じられることがあります。例えば以下のリンクは2022年に学習をおすすめしたい人気プログラミング言語ランキングです。

この2-3年、AIブームにのっているのもあるのですがPython の人気はすごいです。他に古くから使われているC, C++, Javaも人気があります。他には JavaScript も人気があります。これ以外に特定のプラットフォーム専用として例えば Apple の iOS 向けアプリの開発で使う Swift や、Android 向けアプリを開発するのに適した Go言語などがあります。

高校の情報の授業で実際にプログラミング言語を使うとしたら Python または JavaScript になると予想しています。理由は教員用のテキストに Python で書かれたサンプルが多くあることと、いずれの言語も環境を導入しやすく、かつ学び始めの障壁が低いためです。

このまとめでも実際にプログラミングを行ってみる予定です。次のセクションまでお待ちください。

では、ごきげんよう。

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