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LINE Frontliner野嶋推奨【LINE広告活用アドバイス3選】

皆さんこんにちは!

株式会社オプト アカウントプランナー 兼 株式会社アッカーマン代表の野嶋友博です。

LINE Frontlinerとして、今までLINE広告に関する記事を数本執筆しています。

先日、LINE Frontlinerの中根さんがLINE Frontliner中根推奨【LINE公式アカウント活用アドバイス3選】をリリースされておりました。

読み応えのある内容で勉強になったので、(そして、いいね数もとても多かったので)今回は、野嶋の目線でまとめた新たな【LINE広告活用アドバイス3選】をお伝えします。

【LINE広告活用アドバイス❶】

1つ目は、ハッシュ化電話番号・メールアドレスを使った類似配信の実施です。

類似配信はLINE広告において今や鉄板施策と呼べるほど、効果的に見込み客を発見できるメニューです。
よくある活用例は、一度商品ページに訪れてくださったお客様への類似配信です。
LINE Tagを用いることで実施ができ、似ている度合いを類似度として1%~15%まで調整が可能です。規模と精度に応じた調整ができる点で、使いやすいメニューとなっています。

この類似配信をより効果的に活用する方法が、ハッシュ化メールアドレス・電話番号の活用です。

例えば、化粧下地をECで購入したお客様への類似配信について考えてみます。ただし、お客様の中にはそのブランドを試しに購入したという方もいれば、こよなく愛用している方など様々いらっしゃいます。

頻度高く利用し、友人や家族にもオススメをしてくれるお客様をロイヤルカスタマーと呼称しますが、このロイヤルカスタマーのハッシュ化メールアドレス・電話番号を類似オーディエンスの拡張元に設定することで、同じく商品に興味をもってくださる可能性の高いお客様をより発見しやすくなります。

ハッシュ化することによって、電話番号やメールアドレスなどのデータから個人を特定しない形でLINE広告を利用できる点も安心です。

【LINE広告活用アドバイス❷】

2つ目は、手動アドバンスドマッチングの実装です。

手動アドバンスドマッチングは、LINE Tagを通してハッシュ化された1st Party Data(電話番号/メールアドレス)をLINEに送ることで、コンバージョン計測精度の向上やリターゲティングリストの増加に寄与する機能です。

現代のCookieレス時代においては、従来のCookieを用いた計測精度は低下が続いており、特にiPhone利用者を中心としたsafariブラウザ利用ユーザーは、計測落ち/リターゲティングリスト漏れが発生しやすくなっております。

これを知らずにデータを分析してしまうと、もともと計測できていたsafariブラウザ利用ユーザーのデータを確認できないことにより、誤った計測結果で分析してしまい、「iPhone利用者よりもGoogle Pixel利用者の方がこのサービスにマッチしている」と誤った判断に繋がってしまいます。

これを解決するためにも手動アドバンスドマッチングを実装することを推奨しています。
手動アドバンスドマッチング実装直後より、iOSのリターゲティングリストのオーディエンスサイズが3~4倍まで増加する事例が多々出ております。
一度サイトへ訪問してくださったお客様は商品の利用見込み度合が高いと想定されるので、その方々への配信機会を増やすことは、企業にとってもお客様にとっても良い施策と考えられるのではないでしょうか。

【LINE広告活用アドバイス❸】

最後は、動画クリエイティブの活用と簡易ブラッシュアップです。

動画クリエイティブは類似配信と同等に、今や多くの企業が取り入れている広告フォーマットの一つです。

LINE VOOMをはじめ、画面占有率の高い広告枠への掲載ができ、静止画に比べて表現の幅が広いことから、訴求力の高い広告展開が可能となります。

一方、動画クリエイティブは静止画に比べて制作コストと工数が大きい点が、導入・効果的な継続配信の障壁となっている点も事実です。

そうした障壁を解消するために私が推奨しているのが、冒頭5秒の差し替えです。例えば、20秒間の動画クリエイティブを配信しており、開始後の2週間で広告効果が低下している状況だとします。その際に、前半5秒と後半5秒を入れ替えて再度配信することで広告効果が回復することがよくあります。

動画クリエイティブは掲載面で数秒のみ視聴され、スクロールされてしまうことが多いため、この冒頭に変化を加えるだけで別の動画として視聴いただけるケースが増えるという考え方です。

低コスト・低工数で実施することもできるためオススメです。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

アップデートが多く、基本項目として当たり前に実施している施策もあれば、意外と盲点でまだ未導入のメニューがあるなど、アカウントによって状況は様々あると思います。

上記ポイントを押さえて、上記ポイントを押さえることで、LINE広告のパフォーマンス向上へ少しでも寄与できたら幸いです。

今回は以上です。


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