【1】ChatGPT(GPT3.5)に小説を書かせる 「問題点」

どうせ暇なので、真面目にChatGPT(無料の範囲内、GPT3.5レガシー)に小説を書かせるためのプロンプトを探してみることにした。ストラス面白いので、とりあえずはストラス終わるまで適当に遊びます。飽きて、唐突に終わると思います。


ChatGPTに小説を書かそうと遊んでいると、いくつかの問題点が浮かび上がってきた。

1,雑
とにかく、雑。冒頭部分が雑。主人公の背景、世界観も雑。ストーリーも雑。深みがない。4コマ漫画を書くのであれば十分だと思うが、小説においては致命的。もっと、細かい描写が必要。

2,回答が途切れる
1つの回答に収めようとするため、話が続かない。一応、続けてくださいと言えば続けてはくれるが、1章が1000文字以内に終わる小説が出来上がるだけ。1度の回答で全部答えようとするのではなく、途切れてもいいから長文の回答をさせないといけない。

3,勝手に内容を変える
主に文章の校正や補強を頼むときに発生する。勝手に話を続けたり、主人公の性格まで変え始めることが多い。内容を変えるなと言っても勝手に変える。

4,数字を理解できない(主に文字数)
文字数を数えることが苦手すぎる。5文字の食べ物、5文字の名前と指定しても、それすらうまく出力しない。例をあげてもうまくいかない。「XXX文字くらいの文章にして」という命令を理解できない。


一方で、GPT3.5でも十分な点。

1,文章表現
そもそも語彙が豊富だし、詩的な表現も可能。暗い雰囲気も明るい雰囲気も文字だけで再現できる。普通で高校卒業レベル、命令次第では作家と遜色ない文章力を発揮する。非常に優秀。

2,ネタ
ネタも多い。こちらの聞き方次第で無限の回答を出してくる。創作は、結局、みんなパクって、わけて、組み合わせを考えて、つぎはぎしてるだけなので、これはAIでも十分。ネタを出してもらって、後はこちらの判断で選んでいけばOK。考える時間の省略になる。

現状はこんな感じ。
これから、1~4の解決策を探していきます。
ただ、4はGPT4でも難しいという話を聞いたので、諦める可能性大。

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